爪
陥入爪│たけしの本当は怖い家庭の医学
「たけしの本当は怖い家庭の医学」で以前やっていた(8/7放送)
「陥入爪(かんにゅうそう)」の覚書。
爪を切るときに切りすぎて深爪の状態でいると、
肉が爪に抑えられずにはみ出て爪を圧迫するので、
爪が肉に食い込んで痛み、血が出ることもあります。
爪も巻き爪になっていき、より肉に刺さりやすくなり、
刺さって痛いからと爪を短く切ると、より肉が抑えられなくなって……
→ループ状態に陥ってしまう、とのこと。
このとき外反母趾の気があると、爪により圧力がかかるので、
この陥入爪(かんにゅうそう)になりやすい。
●陥入爪(かんにゅうそう)予防の注意点
・爪は白い部分を残して切る。深爪にしては駄目。
・足の爪は手の爪が伸びる1/3の早さでしか伸びない。手と一緒にいつも足の爪を切っては駄目。
●陥入爪(かんにゅうそう)を治すには
・足の巻き爪を治すには、爪の左右の端(巻く部分)とその下の肉の間に、
ワタを丸めて詰めておく。
(なるべく爪が巻かないでまっすぐ伸びるように下から支える)
→爪が伸びるのを待つ。繰り返す
・ひどい場合は病院に行って、爪にワイヤーを入れ、まっすぐに伸びるように矯正しながら伸ばしていく。
(番組内の患者さんの例では、1年ほど病院通いをして完治までもう少し、となっていましたから、長く時間をかけて治していくもののようです)
●その他
これは「たけしの本当は怖い家庭の医学」での紹介ではないですが、
「手の爪は円く切り、足の爪は四角く(まっすぐ)切ること」
と注意されたことがあります。
足は体重がかかり、靴にも圧迫されて、爪の端が巻きやすいので、
足の指の形なりに円く切ってしまうと、
圧力を受ける爪の端が弱くなり過ぎるとのこと。
そのとき、足の爪が巻き爪状態だったので、
角を残したまままっすぐに切ると、角がよけいに刺さって痛い、
と思いましたが、
爪を切り過ぎないようにして、
まっすぐ(両端の縁をまるめない)に切るようにしていったら、
巻き爪は治り、肉に刺さらなくなっていきました。
(あまり伸ばすと、小指の爪など隣の指に刺さりますが)
参考までに
タグ: 陥入爪 たけしの本当は怖い家庭の医学 外反母趾 巻き爪 深爪
爪で分かる病気2│たけしの本当は怖い家庭の医学
「たけしの本当は怖い家庭の医学」の「爪で分かる病気」その2は
爪そのものではなく、爪の周囲の症状による病気の発見例です。
●皮膚筋炎による子宮体ガンの発見
最初の爪の周囲の症状としては、
・爪の周囲、爪の下や横が赤味を帯びている。→手荒れ用のクリームを塗った。
・倦怠感:力が入らない。(植木鉢を持ち上げられなかった)
・肘に帯状に赤味が出る。
・朝、身体に力が入らず、起きられない。(娘さんに手を引っ張ってもらってようやく起き上がった)
・足の爪の周囲にも赤味が出る。
この症状で皮膚科に行ったところ、大学病院を紹介され精密検査。
結果は初期の「子宮体ガン」
●子宮体ガン
子宮体ガンは子宮体部の細胞にできるガンで、進むと子宮全摘出や死亡も。
子宮ガンの3割を占め、症状としてはオリモノの異常や不正出血、排尿時の痛みなどがありますが、初期の場合は子宮ガンの中でも発見しにくいそうです。
が、この例の場合で発見できたのは、上記の爪の周囲の症状のおかげで、
これらはすべて『皮膚筋炎』の代表的な症状。
●皮膚筋炎
皮膚筋炎とは、原因ははっきりしていませんが、免疫機能の異常で起きる膠原病の一種。
筋肉に炎症が起きて、倦怠感・筋肉の力が衰える病気です。
そしてこの皮膚筋炎は単独でも発症しますが、
内臓にガンができたときに合併して発症することでも知られているそうです。
(胃ガン、子宮ガン、子宮体ガンなど)
ですから、
皮膚筋炎が発症したらとりあえず内臓のガンも疑ってみること。
精密検査をしたほうがよいとのことです。
(ガンができたら必ず皮膚筋炎が発症するわけではないので、ガンの見分けにはなりませんが)
不思議なことに、ガンが治ると皮膚筋炎も治まるそうです。
皮膚筋炎の爪の異常の特徴は、手荒れとは違い全部の爪の周囲が赤くなることで、足の爪の周囲も赤くなります。
●爪の周囲で分かる病気いろいろ
・指先の爪の周囲の皮膚が剥がれてめくれ上がってくる。
:さかむけ。水分や油分が失われて乾燥している。
剥けたところを無理にとって傷ができ、バイキンが入ってヒョウソウになることもあるので、甘く見ないで充分に注意すること。
・爪の下が固く、少し盛り上がり乾燥している(光沢や突っ張る場合も)
:強皮症。
膠原病の一種で、全身の皮膚が硬くなっていく。
指先から硬くなっていくことが多い。硬くなって指が曲げにくくなってくる。
・赤い湿疹。硬く、かゆみがある。かさついている
:主婦湿疹。水仕事が原因のことが多い。
・爪が横に広がっている。
:肺ガン。時には指先が丸く大きくなり、『バチ指』と呼ばれる。
両手、両足、同時になる。
(肺ガンの人全員にこの症状が現れるわけではない)
タグ: 爪 子宮体ガン たけしの本当は怖い家庭の医学
爪で分かる病気1│たけしの本当は怖い家庭の医学
「たけしの本当は怖い家庭の医学」で、
爪に現れる変化で病気が分かった例を2つ紹介していました。
そのうちの1つは(皮膚ガンの一種)。
担当医は、東 禹彦医師(東皮膚科医院)
爪には、血流の状態が身体の中で最初に現れることが多いので、
爪の状態で40種類以上病気が分かるそうです。
で、番組内の患者さんの例の「爪の変化」は
・足の親指の爪に黒く太い筋が現れる
というもの。
放っておいたところ全体が真っ黒になり、
皮膚科に行ったらすぐに「精密検査」→半年後、死亡。
「メラノーマ」という皮膚がんの一種が足にできていたのが原因でした。
メラノーマは、メラノサイトという色素を作り出す細胞が悪性化。
癌の中でもっとも転移しやすく、短期間で全身に転移します。
年間1500〜2000人が発症し、転移すると、90%が5年以内に死亡とのこと。
このメラノーマは、特に足に発症しやすく、全体の3割が足に発症。
中でも足の親指に発症しやすい特徴があるそうです。
(原因は分かっていませんが、刺激などではないかと予想されているとのこと)
●メラノーマと爪の関係
・爪の根元にできた場合は外から見えないが、メラノサイトが色素を大量に作るので、爪に黒い色素が入り、黒い筋となる。
(打撲など出血でも爪が茶色くなることがあるが、その場合は爪が伸びていくと消える。
メラノーマは癌細胞が増殖して黒い色素が大量に作られ続け、爪に取り込まれるので、消えていかない)
・普通は色素を作る細胞にできるので、色素を作って黒くなるが、まれに色素を作らないメラノーマもある。
・爪が縦に裂ける場合、爪の下のその部分に腫瘍ができていて、爪を割れやすくしている場合がある。(いつも同じその部分だけ縦に裂ける)
・生まれながらに黒い筋がある場合もあり、それは単なる色素沈着なので心配はない。(原因は分かっていない)
●爪で分かる病気いろいろ
・爪が縦に割れている
:爪の下に腫瘍(メラノーマ)があって、縦に裂けている可能性。
(巻き爪などで爪の根元の細胞が圧迫されて色がつく場合があるが、それは問題ない。圧迫しないようにしていれば色は消えていく)
・根元から中までが白く、先が扇状(帯状)に赤くなっている。(爪半月(爪の根元にある白い半月形)が目立たないようなら、爪が白くなっている可能性あり)
:肝硬変/腎不全
どうしてだか分かっていないが、腎不全の人の爪を見ると5割くらいこの爪になっている。
肝硬変の場合はもっと多く、イギリスのテリー博士の調査によると82/100人がこの形状の爪。この場合の特徴としては、全部の爪がこうなっていること。(1本2本ではなく)
・全体が白く、爪半月が目立たない:鉄欠乏性貧血の可能性
・爪の表面に縦の筋(色ではなく凹凸)が入る
:『爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)』という。加齢。命には関わりない。

