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人間ドック 整形外科│たけしの本当は怖い家庭の医学
「たけしの本当は怖い家庭の医学」(081216放映)は
人間ドック について。
「日本の名医が診断! 家庭でできる人間ドック 3時間生検査スペシャル」
最強の名医が診断 とのこと。
1)整形外科 検査 「肩関節周囲炎(五十肩)、凍結肩」について : この記事
2)呼吸器内科 検査 「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」について : 次の記事
3)脳ドック 「隠れ脳梗塞」について :
4)眼科 検査 「緑内障」について :
5)物忘れ外来 検査 「アルツハイマー病」について :
6)特別診察室 検査 「大腸ガン」について :
たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は
(20代):優木まおみ さん(28歳)、宮下純一 さん(26歳)(北京五輪 競泳 銅メダリスト)
(30代):髭男爵 山田ルイ53世 さん(33歳)、髭男爵 ひぐち君(34歳)、世界のナベアツ さん(39歳)
(40代):西村和彦 さん(42歳)、真琴つばさ さん(44歳)、ほんこん さん(45歳)
(50代):ガダルカナル・タカ さん(52歳)、萬田久子 さん(50歳)、増田恵子 さん(51歳)
(60代):布施明 さん(61歳)、松原智恵子 さん(63歳)、西郷輝彦 さん(61歳)
たけしの本当は怖い家庭の医学 司会は
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。
◆出演者 定期健診は?
ビートたけし さん:「(髭男爵に)ワイン持ってるよ。病気の番組でワイン持ち歩いてるやつってないよな?」
髭男爵 山田ルイ53世 さん:「これほど、乾杯の似合わない番組ってないですよねぇ?」
(初診の患者さん)
西郷輝彦 さん:「定期健診、今年は行きましたね」
渡辺真理 さん:「もう、問題はなし?」
西郷輝彦 さん:「ありますね。血圧が高い。それと、尿酸値が高いです」
ビートたけし さん:「血圧手帳っていうのをもらっちゃったりさぁ」
西郷輝彦 さん:「ええありますねありますね。やってますよ。だいぶ血圧も下がってきました」
渡辺真理 さん:「じゃあ今日はかなりもう、問題なく」
西郷輝彦 さん:「と思います」
松原智恵子 さん:「ちょっとコレステロールが高いかな?」
渡辺真理 さん:そんなに細くてらっしゃるのに」
松原智恵子 さん:「あ、はい、あのー……関係ないみたいです」
西村和彦 さん:「先月ちょっと、車に跳ね飛ばされましてね(11月22日、交通事故に遭い、肋骨を骨折)」
ビートたけし さん:「あばら折ったって?」
西村和彦 さん:「肋骨の軟骨をちょっと。で1本、2本……(数えながら隣の席を向いて)」
世界のナベアツ さん:「サンボン!(アホになって)」
出演者一同(大笑)
ビートたけし さん:「そこでネタ合わせやめなさい(笑)」
<人間ドックは>
・各診療科科で検査を受け、レッドゾーンの場合は、再検査患者席へ。
(再検査患者:病院で「さらなる精密検査が必要」と診断された出演者)
◆整形外科 検査
:骨や筋肉など運動器官にまつわる病気を検査。
─>(今回の検査では)
・約600万人が悩んでいるといわれる肩の病気を調べる。
●(症例)
・51歳、女性
・運送会社を経営する夫と二人暮し
・子供が独立してしまい、気が抜けて家事も少々手抜き気味。
・最近の悩み=肩こり
・いつもズシンと重いものが載っているような鈍痛。
(症状1)
・肩に刺すような痛み
・食器棚の上の方に手を伸ばしたとき、肩から二の腕にかけて、刺すような痛みが走った。
─>「肩こりがひどくなったのでは?」と思ったが、場所が違っていた。
・肩から腕にかけて痛む。
・これまでの痛みとは違う。
─>(その日の夜)
(症状2)
・肩が痛み、なかなか寝付けない。
(症状3)
・少し肩を動かすだけで痛い。
・日常のちょっとした動作(お茶をとろうと手を伸ばす、など)をするだけで、痛む。
─>(夫に話すと)
・「五十肩だよ」と言われた。
<五十肩:肩関節周囲炎>
・肩関節や周辺組織に炎症が起き、動きの制限や激しい痛みが起こる病。
・40代から60代にかけて、幅広く発症する。
・現在、約600万人の患者がいると言われている。
(主な原因)
・加齢
・肩関節は他の関節に比べて可動域が広いため、普段から大きな負担がかかっている。
─>長年の動作により、肩の組織を支える上腕二頭筋や棘状筋(きょくじょうきん)などの組織が老化。
─>ちょっとした動作で組織に炎症が起きやすくなる。
─>肩から腕にかけて痛みなどの症状が起きる。
(経過は)
・五十肩の多くは、半年から1年で自然に治る。
─>病気だとは考えられていない。
(症例では)
・夫は数年前に五十肩を経験していた。
そのときは特に病院に行かず、配達の仕事を続けている内に、気がつくと痛みも完全に消えていた。
─>夫は「自分のときは3カ月くらいで、嘘のように痛みがなくなった。だんだん良くなるから」とアドバイス。
(症例 経過続き)
─>(3カ月後)
・肩の痛みが軽くなってきた。
─>(2週間後)
・久しぶりに外出。電車が揺れたので吊り革を掴もうとしたとき。
(症状4)
・肩に激痛
・大きく動かしたとき、肩に電気が走ったような激痛。
・夫:「五十肩なんて自然に治るんだから、あんまり心配するな。おれなんか、痛かろうがなんだろうがバンバン仕事してたぞ」
─>だが、「痛いのに無理したら余計に悪くなる、安静にしておいた方いい」と自分で判断。
─>(対処):右肩を安静にした。
・高いところの物を取るときは、常に左手。
・洗濯物も竿を低い位置にかけ、右手を上げなくて済むようにした。
・その他の動作も、できるだけ左手で行うようにした。
─>(右肩を安静にし始めて1カ月)
(症状5)
・右肩が全く動かない。
・セーターに腕を通そうとしたとき、どう頑張っても肩を上げられない。
・左手を使って上げようとしても、まったく動かない。
・肩の関節が固まってしまったよう。
─>整形外科へ
─>医師:「可動域が制限されている。このまま残ってしまう可能性もある」
─>肩関節周囲炎による凍結肩(とうけつがた)
◆凍結肩(とうけつがた)
・五十肩の炎症が進行することで、関節が凍ったように硬くなり動かせなくなってしまう状態。
(原因)
・五十肩の進行:急性期─>慢性期─>回復期 の3つの期間
・急性期:日常のちょっとした動きでも痛みを感じる期間。
・2週間〜4カ月ほど続く。
・この段階では安静にすることがベスト。
・慢性期:日常生活ではそれほど痛みを感じない。
・慢性期は、肩の炎症が周囲に広がり、関節を滑りやすくしている組織が徐々に固まり、骨との癒着が始まる。
・通常は痛みも落ち着いてくるため、肩を動かす機会が増える。
─>自然に癒着が剥がれ、元の状態に戻っていく(肩が動かせるようになる)。
(症例の場合は)
・安静にしておいた方が良い、と右手を使わないようにしていた。
─>安静にし過ぎたため、骨との癒着が進行し、凍ったように固まり動かせなくなった。
(症例のその後)
・治療により、日常生活に支障がないまでに回復したが、運動制限が残り、一定以上動かすことができなくなってしまった。
(上に高くは腕を上げられなくなった)
─>肩は加齢とともにどんどん老化が進んでいく。
─>肩の死他をきちんと把握することが大切。
◆日本の名医−1
小杉雅英 先生
・厚生中央病院 副院長 整形外科
・厚生中央病院は、「患者が決めた!いい病院(患者9万人のアンケート)」の良い病院ランキング「整形外科」部門で1位に選ばれるほど、信頼を集めている。
(2位は船橋市立医療センター)
・小杉雅英 医師は、この病院で年間100件以上の人工関節の手術を手掛けている、関節のスペシャリスト。
─>名医が勧める五十肩の簡単な検査法とは?
◆肩の状態 検査:五十肩
:「肩関節タオルテスト」
・肩の状態を家庭で簡単にチェックできる方法
・小杉先生が医療現場で実際におこなっている検査法を特別にアレンジしたもの。
(やり方)
:一般的な長さ90センチほどのタオルを用意する。
<チェック1>
1)タオルの両端を持ち、肘を直角に曲げる。
・両腕を身体の両脇におろした状態から、肘を直角に曲げ、肘から手先までがまっすぐ前へ。
・タオルがお腹の前あたりにくる。
2)両肘を脇から離して、肩の真横、肩の高さまで上げる。
・肘は脇から離れて肩の高さ、肩の真横に。
・タオルも肩の高さに移動。(肩から、肘から先の長さ分はなれて前に)
・肘から手までは、まっすぐ前を向いている。
(判定)
・肩の高さまで肘が上げられなかったり、痛みを感じる場合、レッドゾーン。
(注意)
・決して無理をしないこと。
・痛みがあるのに無理してやらない。痛みを感じたらすぐにやめること。
<チェック2>
1)チェック1の2)の状態から、肘を直角に曲げたまま、タオルを頭上に上げる。
・肘から手までを回転させ、タオルを頭のすぐ上に横に伸びている状態にする。
・両肘は肩の高さで、肩の真横のまま。
(判定)
・タオルが頭上を越えて、頭の後ろまで回るようなら、クリア。
・頭上を越せない(後ろまで回らない)場合、痛みが生じる場合は、レッドゾーン。
(注意)
・決して無理をしないこと。
・痛みがあるのに無理してやらない。痛みを感じたらすぐにやめること。
(実際の患者さんの例では)
・肘を肩の高さまで上げたとき、右肘が痛くて肩の高さまで上がらない。
・頭の上にタオルを持っていこうとしても、額の斜め上前までしか上がらない。
患者さん:「(右肩に)板が入っているような、かなりの痛みですね」
<出演者のテスト>
(出演者:心配な点)
萬田久子 さん:「時代劇をしてカツラをずっとかぶっていると、首から肩にかけてビリビリ来ますね」
西村和彦 さん:「まさしく、今の症状が1年くらい前にありました。立ち回りで左肩を痛めて、上がらなくなったので安静にしていて、その後、鍼を打ってもマッサージに行っても治らなくて。どうしようかと思って無理くりベンチプレスとかを始めてやったら、動くようになったんですよ。今はコリコリ鳴るんですよ。必ず、回すと」
(出演者 テスト結果)
・全員、タオルを頭の上まで回せたが、山田ルイ53世 さんとガダルカナル・タカ さんは、肩に違和感あり。
小杉雅英 医師:「痛みはどうですか?」
山田ルイ53世:「若干、攣っています」
ガダルカナル・タカ さん:「(頭の後ろまで)行くのは全然行くんですけど、動かすときになんか肩に引っ掛かる感じがあるんですよね」
─>ガダルカナル・タカ さん、山田ルイ53世 さん、再検査レッドゾーンへ。
小杉雅英 医師:「肩の痛みを伴っていたり動きの制限があったため、五十肩の疑いがあります」
◆肩の状態 検査:その他の肩の炎症
:五十肩以外の肩の病をチェック
<五十肩以外の炎症>
・加齢や普段の行動により、知らず知らずのうちに肩の炎症が起きている場合もある。
─>放置しておくと、軟骨が磨り減って、「変形性肩関節症」「腱鞘炎」などの危険性がある。
:「アプレイのひっかきテスト」
・整形外科の教科書にも掲載され、医療現場で実際に行われている検査法
(やり方)
1)右腕を頭の後ろに伸ばし、背中の反対の肩甲骨に触る。
・反対の肩を上げないように注意。
2)腰の後ろから手を回し、反対の肩甲骨に触る。
3)同様に、左肩もチェックする。
(判定)
・肩甲骨に届かなかったり、痛みが生じる場合は、レッドゾーン。
(注意)
・決して無理はしないこと。
・勢いを付けずに行うこと。
・痛みを感じたらすぐにやめること。
<出演者のテスト>
:背中に、肩甲骨の形のシールを貼り付けてチェック
・シールのライン上でも内側でも、手が届けばOK。
(出演者 テスト結果)
(50代、60代):右肩の検査(右手で左の肩甲骨を、上からと下からと触る)
小杉雅英 医師:「タカさんは、確実にダメです」
(タカさんは、右手を腰の後ろから回し、左の肩甲骨を下側から触ろうとしたが、まったく届かず)
(ウエストの少し上までしか、届いていない)
・ガダルカナル・タカ さん:レッドゾーン
(50代、60代):左肩の検査
・問題なくクリア
(30代、40代):右肩の検査
小杉雅英 医師:「山田さんだけが無理しているようですが、痛くないですか?」
山田ルイ53世 さん:「いやまあ、張ってますけども」
・(上から)山田ルイ53世 さん:レッドゾーン
・(下から)山田ルイ53世 さん、ほんこん さん、世界のナベアツ さん:レッドゾーン
(30代、40代):左肩の検査
・山田ルイ53世 さん、ほんこん さん:レッドゾーン。
<検査結果 解説>(再検査レッドゾーンの患者さんについて)
・五十肩や肩の腱鞘炎が起きている可能性がある。
・ほかにも腱鞘炎、肩関節の関節症がある。
─>痛みがあったり動きが悪ければ病院に行って、レントゲンなどの精密検査を受けることが大切。
<出演者の質問>
松原智恵子 さん:「子どものころによく肩が外れたんですけども、それは大きくなったら……(笑)」
松原智恵子 さん:「もう充分に大きいんですけども、関係ありますか」
「以前、肩が外れやすかったことと、肩の病は関係がある?」
答)関係ありません。
「五十肩になったらどうすればいい?」
答)初期であれば、身体を回すようにして肩を動かすのが効果的
<五十肩の初期 対処法>
(やり方)
1)前屈みになり、腕を自然に前に垂らす。
2)体全体を使って、肩を回す。
・注意:肩だけを回さないこと。
・身体全体をそのまま左右に回すようにすると、前に垂らした腕がぶらぶらと揺れ、自然に肩も動かされる。
3)毎日1分ほど続ける。
─>痛みを伴わずに動きが良くなる。
─>凍結肩への進行を防ぐことができる。
(初期には効果的)
(注意)
・無理にやり過ぎるのは禁物だが、五十肩は安静にし過ぎないことが大切。
◆膝 検査:変形性膝関節症
・日本人の約4分の1、3000万人が膝の痛みに苦しんでいる。
・特に50歳以上に多いのが、変形性膝関節症
<変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう>
・加齢とともに膝関節の軟骨がすり減り、骨が変形して痛みが出る病。
・軟骨は一度すり減ると元に戻らない。
─>早期発見が大切。
:「しゃがみ込み検査」
・膝関節の異常を調べる検査法
(やり方)
1)両足を肩幅程度に開いて立つ。
2)ゆっくりとしゃがみ込み、ゆっくりと立ち上がる。
3)3回繰り返す。
(判定)
・音が鳴ったり、痛みが生じる場合、レッドゾーン。
─>
・痛みが出る場合:変形性膝関節症などで、膝の組織に炎症が起きている可能性がある。
・音が出る場合:半月板に何らかの原因で亀裂が入り、それが開いたり閉じたりすることで音が鳴っている可能性がある。
─>放置しておくと、関節の周囲に炎症をきたし、変形性膝関節症になる危険性がある。
(注意)
・決して無理はしないこと。
(実際の患者さんの例)
・痛みを感じて、しゃがみ込むことができない。
患者さん:「なんか突っ張っちゃってる感じですね。後ろの方がちょっと痛い」
<出演者のテスト>
:2人1組で検査する。
・ペアの相手の膝の音が鳴ったかどうかをチェック。
・膝が曲げられない、痛む、(ポキッなどの)音が鳴った場合、再検査レッドゾーンへ。
(出演者 テスト結果)
・優木まおみ さん、西郷輝彦 さん、ひぐち君、世界のナベアツ さん、ガダルカナル・タカ さん、松原智恵子 さん:膝の音が鳴ったので、レッドゾーン。
<検査結果 解説>(再検査レッドゾーンの患者さんについて)
「今後は?」
・今日の検査では、詳しい場所(どこが悪いか)は分からないが、変形性膝関節症や半月板損傷などの可能性がある。
─>痛みがあれば、病院でレントゲンやMRIなどの精密検査を受けることが大切。
<出演者の質問>
優木まおみ さん:「音は前から出ているが痛みはない。普段の生活では膝の音が鳴らないように、あまり曲げたりしない方がいいですか?」
・まだ若いので心配はないと思うので、痛みが出てきたり音が大きくなれば、一度病院で診てもらうようにする。
松原智恵子 さん:「階段を上がるときに、ちょっと右膝が痛む場合は?」
・ぜひ早期に整形外科を受診してください。
─>早期の場合は、注射や運動療法で治る。
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