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温泉 効果、入浴の方法 大塚吉則 氏│世界一受けたい授業
世界一受けたい授業(日本テレビ 081206放映)で
温泉 風呂の入り方の健康効果 についての紹介していました。
「科学で解明。体に良い悪いお風呂の入り方」
温泉、入浴の方法 紹介、効果の解説は
大塚吉則 教授
・北海道大学 大学院
・全国の温泉を研究。身体への効果を分析している。
・「温泉は正しく入れば、さらに健康増進効果がある」
・世界100カ所以上の温泉を訪れている。
世界一受けたい授業 出演者は
石原良純 さん、川島なお美 さん、佐藤唯 さん、田丸麻紀 さん、髭男爵 さん、細山貴嶺 さん、ボビーオロゴン さん、真島茂樹 さん、くりぃむしちゅー 有田哲平 さん。
世界一受けたい授業 司会は
堺正章 さん、くりぃむしちゅー 上田晋也 さん。
◆温泉の効用
(実験で)
・1泊2日の温泉旅行で、人間の体内からコルチゾールの量が減った。
「コルチゾール」
・人間がストレスを感じたとき、身を守るために分泌する物質。
─>温泉療法に、ストレス軽減作用があることを科学的に証明した。
(解説:大塚吉則 教授)
・コルチゾールは、人間の身体にストレスがかかったとき、防御反応として出てくる物質。
一種のストレスホルモンといわれている。
─>温泉に入ることによって、ストレスホルモンの量が減る。=ストレスが減ってくる。
<毎日のお風呂でもっと健康になる簡単レシピ>
◆さまざまな温泉
「大分県:寒の地獄温泉」
・冷たい温泉:13度
─>入っていると寒くて震えてくる。
─>ストーブのある部屋に入って暖を取る。
・冷えてしまう温泉ということで有名。
・糖尿病、リウマチの湯治の場所になっている。
・一種の寒冷刺激が良い、ということになっている。
上田晋也 さん:「よく行く温泉はありますか?」
川島なお美 さん:「湯布院温泉(大分県)ですね」
石原良純 さん:「伊豆稲取温泉(静岡県)なんかよく行くんですけど。あそこは海ですね」
「修善寺温泉(静岡県)」
有田哲平 さん:「草津(群馬県)とか」
堺正章 校長:「ほんとに行ったことあるんですか?」
有田哲平 さん:「先週、テレビで見ました」
◆温泉のある場所によって変わる、身体への温泉の効果
:自然環境が豊かなところで入ることが、非常に重要。
「山の中」
・フィントンチッド(香り成分)とマイナスイオン
─>リラックス効果
「海」
・カルシウム、マグネシウム、ヨウドなどが、海風に乗って飛んでいる。
─>身体や神経を休ませるミネラル成分が含まれている。
─>ミネラル成分を吸うことによって、効果がある。
◆大浴場の効果
・風呂が広いだけで、効果がある。
(実験)
・α波(リラックスして物事に集中できるときに出てくる脳波)の割合の変化を調べると
・大浴場:入浴中30〜40%─>入浴後30分までの間に、60%近くまで増えた。
(入浴中もα波の割合が高かったが、入浴後もずっと増えた状態)
─>出たあともずっとリラックスできる。
・小浴場:入浴中10〜20%─>入浴後30分までの間に、少ししか(30%強)割合が増えなかった。
─>温泉でなくても、銭湯でよい。
大塚吉則 教授:「遠くの温泉よりも近くの銭湯」
・温泉まで行く余裕がない方は、ぜひ近くの銭湯に行って、大きく身体を伸ばすとよい。
◆入るタイミングによって変わる、身体への影響
:タイミングが重要。
<実際の温泉旅行に行ったときのスケジュール>
石原良純 さんのスケジュール:1日5回、温泉に入っている。
石原良純 さん:「せっかく行ったんだからたくさん入らないと、損ですからね。すごく疲れますね、温泉行くと」
(解説:大塚吉則 教授)
大塚吉則 教授:「これはダメですね」
「到着してすぐに入るのは良くない」
・疲れたときは乳酸の値がたまっている。
(乳酸値の変化の比較実験)
・到着直後に入浴した場合と、到着1時間後に入浴した場合
・1時間経ってから入浴した人:乳酸値が大きく減少(−2.0、−2.6)
─>疲れが取れる。
・到着してすぐに入浴した人:乳酸値があまり減っていない(−0.8、−0.5)
─>疲れが取れない。
(理由)
・筋肉への血液の流れが妨げられたため。
・身体が温まると血管が開くので、血液が皮膚へ行く。
─>筋肉に栄養分や酸素を補給する血液が足りなくなる。
・溜まっている乳酸を運び出す力もなくなってしまう。
─>身体を休めてから入浴したほうがよい。
「回数は大体2回、多くても3回」
川島なお美 さんのスケジュール:ディナーの後、すぐに入浴している。
(解説:大塚吉則 教授)
「食事直後の入浴は避けたほうがよい」
・食後は消化のため、胃腸に血液が必要。
─>皮膚の表面に血液が流れていくので、消化を妨げる。
─>30分〜1時間あけてから入浴するのが望ましい。
真島茂樹 さんのスケジュール:朝風呂に入っている。
(解説:大塚吉則 教授)
「朝風呂は良くない」
(理由)
・夜中に多く汗をかく。
─>脱水して、血液がドロドロになっている。
・自律神経の問題
・交感神経:活発に活動しているときに働いている。
・副交感神経:睡眠中などのリラックス時に主に働いている。
─>朝起きてすぐは、副交感神経から交感神経に切り替わるタイミング
・自律神経が不安定
・血圧の調整がうまくいかない。
・心拍数の調節がうまくいかない時間
─>入浴すると、不整脈を起こしやすい。
・朝風呂の時間帯は、一番、心筋梗塞や脳梗塞などが発症する時間帯。
─>危険。
<朝風呂の危険性を下げるには>
・朝、入浴する前に部屋の中で顔を洗い、歯を磨き、水分を補給して、シャキッと目を覚ます。
・風呂に行ったときには、かけ湯を何度もして、湯を身体に慣らす行為を充分にする。
─>危険性がかなり減る。
石原良純 さん:「いくつからやめればいいのかな? まだ、46ですけど」
大塚吉則 教授:「(もう)ダメですね。10代、20代の元気な若者なら、血管の柔軟性もありますので大丈夫です。40代、50代から危なくなってきて、それ以上になると絶対避けた方が良い、と指導しています」
上田晋也 さん:「だから、石原君は完全にストライクゾーンなんです」
◆身体に良いお風呂の入り方
(出演者の普段の入り方)
石原良純 さん:40度。ちょっとぐらいは流して、ざっと入る。
(解説:大塚吉則 教授)
「一番風呂に入るのは、身体にはあまり良くない」
・「真湯(まゆ)」という。ほとんど水道水。
─>水道水は薄く、身体は血液が流れていて、体液は濃い。
─>濃いほうから薄いほうへ、いろいろな物質が出ていく。
・ナトリウム、カリウムなどの電解質が失われて、身体に負担がかかる。
(対処)
・一番風呂を避けて入るのがよい。
・特に40歳以降(中年以降)
・避けられない場合は、入浴剤を入れる。
・好きな香りと色の入浴剤を入れることにより、一番風呂の危険を避けることができ、リラックス効果も出る。
真島茂樹 さん:38度。
(解説:大塚吉則 教授)
「ぬるめの湯に長い時間入るのはよい」
・リラックス効果があり、体も温まる。
「全身浴は良くない」
・肩まで湯につかると、水圧がかかる。(5〜600キロ)
大塚吉則 教授:「小錦関に、前後左右から抱きつかれたくらい」
・圧力がかかると、表面の血管が潰される。
─>肝臓が潰されるので、血液がたくさん心臓に返ってくる。
─>心臓が大きくなる。
─>横隔膜が上がるので、呼吸も苦しくなる。
・息苦しくなる。
(対処)
・一番いいのは、半身浴。
・みぞおち辺りまで湯につかる。
・床の上で寝ているときと同じくらいしか血液が心臓に戻らない。
─>負担が少ない。
「熱い湯は体に負担がかかる」
・熱い湯に入ると血圧が30ぐらい、脈拍も30ぐらい急上昇してしまう。
<より効果的な入浴法>
・深呼吸をする。
・鼻歌を歌う。
・濡れたタオルを頭の上に載せる。
・頭部の血液が冷やされるので、のぼせにくくなる。
◆症状別の入浴法
<胃腸が弱い:佐藤唯 さん>
・39度(ぬるめの湯)
・ぬるめの湯に入ると副交感神経の働きにより、胃腸の働きが良くなる。
─>胃のもたれが取れてくる。
・みぞおちくらいの半身浴で、20〜30分は入れる。
─>汗をかいたり、ドキドキしたら上がり時。
佐藤唯 さん:「いや、楽ですねぇ。熱い湯に肩まで入っていたので、苦しくなってたんです」
大塚吉則 教授:「42度だと胃がピタッと止まってしまいますので、余計もたれますね」
<身体がダルさが抜けない:髭男爵 ひぐち君>
・約30度
・冷水浴は25度以下だが、あまり低い温度では心臓がドキッとするなどで、25〜30度までを推奨している。
─>25〜30度の湯に入ると、血管が縮まる。
・一度皮膚の血管が縮まり、その後徐々に血行が良くなるので、爽快感が出てくる。
・冷水浴は身体に負担なので、5〜10分ぐらい。
ひぐち君:「目が覚めたような気がしますね」
(注意)大塚吉則 教授:「心臓の悪い方、高血圧の方、お年寄りの方は避けたほうがいいと思います」

