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脳の仕組みと欠点克服法 土田隆 氏│おもいっきりテレビ
おもいっきりいいテレビ(おもいっきりテレビ 080905放映)は
脳の仕組みを知って、欠点を克服する方法。
「脳のしくみを知ると自分の欠点をカンタンに直せる!?脳のしくみを知って、欠点を克服」
土田隆 先生
・脳神経のエキスパート
・磯子中央・脳神経外科病院健康管理センター長
・年間5千人以上を診察。
・能の仕組みを知ると、自分をコントロールできて快適になり、悩みを一気に解決できる可能性がある。
おもいっきりテレビ 出演者は
パトリック・ハーラン さん、山里亮太(南海キャンディーズ) さん、モト冬樹 さん、辺見えみり さん。
司会は
みのもんた さん、夏目三久 アナウンサー。
◆今回取り上げる悩み
・衝動買い、ヤケ食い。
・迷いやすく、決断できない。
・人前で上がりやすい。
・高所、閉所の恐怖
「当てはまるものは?」という質問に
モト冬樹 さん:「衝動買いします」
辺見えみり さん:「たまに、まだ上がります」
山里亮太 さん:「正直、僕、今も緊張してます」
◆これらの悩み とは
・衝動的買い、悩む、あがる、という悩みは人間の特徴で、動物にはない。
・高次元の中枢のバランスが崩れる瞬間に起きる。
◆衝動買い
(モト冬樹 さんの例)
・衝動買いで、実際に使うかというと使わないのに、それが欲しいから、という理由で買ってしまう。
・腕時計(約200万円)、ブレスレッド、指輪など。
・手につけるのが嫌いなので着けないのだが、買ってしまい、時計などは1日つけて「やっぱりうぜぇ」と思ってつけなくなる。
モト冬樹 さん:「時計は箱を捨てちゃうんで、置いとくと錆びちゃうんだよね」
(山里亮太 さんの例)
・雑誌で見た「自分の好きな夢が見れる機械」(約28000円)を買った。
─>悪夢しか見れなかった。
(辺見えみり さんの例)
・通販などで、トレーニングマシーンを買ってしまう。
─>使わずに、ロッカールームに溜まっていく。
(解説)
・通常の状態では、大脳辺縁系(本能を司る。好き、欲しいなどの感情が発生)と前頭葉(理性。ムダだ、使い道がない、などの判断)のバランスが取れている。
・衝動買いの状態のときは、前頭葉がストレスなどで働きが悪くなっており、大脳辺縁系の本能を抑えることができなくなっている。
・前頭葉は、ストレスの影響を受けやすい。
<衝動買い 予防法>
1)その場で、屈伸運動をする。
・衝動買いをする状態のときは、脳の血液の流れが悪くなっており、脳の血流が低下している。
─>身体を動かして筋肉をほぐすことで、全身の血流が良くなり、脳の血液量が増え、脳が安定した状態に戻る。
・即効性もある。
・前頭葉が働くようになると、理性が戻る。
(ポイント)
:人前で屈伸運動をする、恥ずかしい状態、ということもポイント
・衝動買いのときは自分の姿が見えておらず(商品だけに夢中になっている)、「実は自分が恥ずかしい状態だ」ということが分かっていない。
─>あえて恥ずかしいことをすると、理性がドーンと出てくる。
2)商品を手に取る。(1の屈伸運動の後)
・「欲しい」ときは、商品がよく見えてしまう。=良いところしか見ていない。悪い部分は見ていない。
─>商品を手にとって、改めてもう1回見直す。
─>欠点があるかどうか、見直すことができる。
<応用>
・ヤケ食いを防ぐ。
・怒りを鎮める。
など。
(食欲は本能の働きの一番典型的なもの)
◆なかなか決断できない。優柔不断
(山里亮太 さんの例)
・女性とレストランに入っても、なかなかメニューが決められず、女性に呆れられてしまう。
・自分では決められないのに、相手の女性が代わりに「これがいいのでは?」と薦めてくれても、「いや、それはちょっと」と断ってしまう。
<メニューを決められない 解決法>
・嫌いなものから決めていく。
(解説)
・物を決めるときは、目的があって、結論に導かれる。
・ラーメンを食べたいと思ってラーメン屋に入ったときは、ラーメンを食べるという目的があるので、決められないことはない。
・デートの場合は、大きな目的が「デート」で、「食べること」が目的ではない。
─>デートという大きな目的の前で、「食べるものを決める」という考えの道筋がデタラメになる。
─>嫌いなものから決めていく。
・人間は、嫌いなものを決めるのは、けっこう簡単。
・「何が好き?」と聞かれたとき「なんでもいい」という人でも、実際に嫌いなものはすぐに分かる。
─>嫌いなものを決めていき、思考経路がよそへいかないようにバツをつけていく。(選択肢を絞っていく)
─>思考回路の行き過ぎがなくなり、決まっていく。
<献立がなかなか決まらないとき>
・嫌いなものを決めて排除してから、好きな材料を3つに絞って作れる料理を考えると、決めやすい。
<買う服を、なかなか決められないとき>
・辺見えみり さんの服の決め方は、
辺見えみり さん:「(並んでいる中から)灰色のカーディガン、持ってないんだよなー」
灰色のカーディガンを手にとって、姿見の前で簡単に当ててみてすぐ、
辺見えみり さん:「これください」
─>正しい決め方、とのこと。
土田隆 先生:「色を決めていって、第一印象で選ぶというのは、一番いい決め方です」
(解説)
・試着のとき、何度もポージングを繰り返すときは、その服が似合う自分を、無理やり探しているとき。
─>服の欠点を見つけようとせず、似合う自分を見つけようとしている。
・最初に正面を向いて合わせてみて、似合わないと思ったものは似合わない。
<解決法>
・第一印象で選ぶ。
◆頭が真っ白になる。人前であがる。
(解説)
・頭が真っ白のときは、脳がショック状態で血圧がどーんといったん下がる。
─>身体がびっくりして、副腎からアドレナリンが急激にたくさん出て、交感神経を刺激する。
─>顔色が青ざめ、動悸がし、呼吸が荒くなり、同時に血管が細くなって、血流が悪くなる。
─>脳内の糖が少なくなり、脳の神経細胞の働きが悪くなって、思考力が低下。
(頭が真っ白で、パニックを起こしている状態)
<パニック 解決法>
・視線を変えること。(遠くのものを見る)
(解説)
・交感神経が極端に緊張している状態なので、動悸がし、血圧が上昇、瞳孔が縮まっている。
─>瞳孔が縮まっているので、目の前のせのしか見えない。視野が狭くなる。
─>遠くを見ると、瞳孔が開く。
─>交感神経が落ち着く。
<結婚式のスピーチなど>
・式場の奥を見る。
・事前にステージからの景色を見ておく。
・一度客席を見ておくと、脳の学習能力により、1度目(初めての)の景色を見るときよりも緊張しない。
<地震、火事などに巻き込まれたとき>
・視線を変える。一度遠くを見て、視野を広げる。
◆高所・閉所の恐怖
(解説)
・高所、閉所が怖いのは、典型的な「防御本能」
・高いところなどでは、大脳辺縁系が恐怖を感じ、小脳へ危険信号がいって、自分を守るための反応を起こさせる。
─>目が回る、吸い込まれるような気がする、脱力する、などの反応で、「先に進むと危険」と自分を守る。
山里亮太 さん:「高いところ駄目なんですけど、若手なのでやらなくちゃいけなくて、一回、バンジージャンプでどうしてもできなくて、『怒られてもいいから、仕事干されてもいいから』と、途中でやめたことがあります」
<高所・閉所の恐怖 克服法>
:大声を出す。
・ジェットコースターなどでは、声を出さずに乗るほうが怖い。
・声に出すと、大脳が「あえて危険な場所にいる」ということを認識。
─>無意識の恐怖から意識的な恐怖に変換。
─>大脳辺縁系から直接、小脳へ行った危険信号が、前頭葉に回るようになる。
─>前頭葉は理性を司るので、状態を冷静に分析できるようになる。
:早口言葉や四字熟語を、声に出して言う。
・大脳辺縁系と小脳の間で恐怖の悪循環にならないよう、大脳新皮質を使うようにする。
・なるべく難しい、複雑な言葉であれば、意味を考えたりして大脳がたくさん使われ、恐怖の回路が押さえ込まれる。
・このときに、高い場所の先端などで、足もとの先(地面がない落ちる場所、恐怖を感じる部分)を凝視していると、意味がない。
─>視線は上へあげ、遠くを見ること。
みのもんた さん:「(螺旋階段の上でいう言葉として)酒池肉林!」

