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肩こり、冷え性 佐藤弘 氏│たけしの本当は怖い家庭の医学

「たけしの本当は怖い家庭の医学」(080819 放映)は
肩こり、頭痛、冷え性などの、原因のはっきり分からない「未病」 について。
1)ストレスから食欲不振に。「機能性胃腸症」 : 前の記事
2)肩こり、頭痛、冷え性などの、原因のはっきりしない症状の治療例。「未病を治す」 : この記事

「本当は怖い食欲不振〜見えない異変〜」
「肩こり、頭痛、冷え性などの未病を治す!今注目の東洋医学の全貌に迫る!!」

未病の治療(東洋医学と西洋医学を併せた新しい治療の研究) について解説は
佐藤弘 医師
・東京女子医科大学 東洋医学研究所
・西洋医学と東洋医学の両方を取り入れ、新たな治療法を研究している。

たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は
山下真司 さん、石田純一 さん、川上麻衣子 さん、小池栄子 さん、ほっしゃん。 さん、友近 さん、鼠先輩 さん。
司会は
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。


「漢方治療最前線!東洋医学研究所ドキュメント」
田端にある、東京女子医科大学「東洋医学研究所」での
未病の治療例 を紹介。

佐藤弘 医師:「西洋医学だけでいいとも東洋医学だけでいいとも思いません」
 ・東洋医学と西洋医学の両方の特徴を生かし、新しい治療を作り上げるために、研究を続けている。
 ・佐藤 医師の目指すところ:ありとあらゆる角度から患者の悩みの原因を探し出す。

◆東洋医学、西洋医学の特徴
 ・肩こり、冷え性、頭痛などの症状は、大きく2つに分けられる。
  ・原因があるもの : 西洋医学で、原因をピンポイントに治療。
  ・原因がないもの : 未病と診断。東洋医学で症状を改善する。

◆(症例)
 ・49歳、女性
 ・数年前から冷え性、肩こりの症状。
 ・50歳近くになり、体調が自分でも辛くなってきたので、漢方で改善されるなら、と診察を受けることに。
 ─>東京女子医科大学・東洋医学研究所へ。
<診察:1回目>
(診察1:アンケート)
 ・300もの項目のアンケート(問診票)に書き込み。
  ・自覚症状、体質を知るもの。
  ─>診察のときの基本的なデータになる。
 ・(症例)では、患者さんは肩こりや冷えを感じており、該当する項目が多かった。
  ・他にも、さまざまな症状を感じていた。
  (東洋医学研究所を訪れる患者さんは、小さな症状で悩み、苦しんでいる人が多い、とのこと)

(診察2:東洋医学の診察)
 「問診」
  ・佐藤弘 医師の診察。
   ・診察1の問診票を見ながら、聞き取り。
    ・肩こりは後頭部まで痛くなることがある。ひどいときは首を左右に向けられない、など、痛む箇所、痛み方などもチェック。
    ─>脳梗塞などの危険性もチェック。

佐藤弘 医師:「頭痛で吐いたことは?」
患者さん:「吐きそうになったことはあります」
佐藤弘 医師:「風に当たると冷えはひどくなりますか?」
患者さん:「冷房に当たるとひどくなります」
佐藤弘 医師:「しもやけになりますか?」
患者さん:「たまになります」

 ─>症状のタイミング、程度も診察し、冷えから始まる膠原病などの危険性もチェック。
 「舌のチェック」
  ・舌の色、形で、ムクミや血管の異常をチェック。
   ・舌は、体の影響が出やすい部分。
 「腹診」
  ・おなかを手で触って、痛むところや体温を調べる。
 「全身の皮膚」
  ・全身の皮膚もチェック
 ─>
   ・アザができていた。
佐藤弘 医師:「アザができていますね。アザはできやすいですか? 覚えがないのにできていたりしますか?」
   ・太ももに、毛細血管が小さく青く浮き出ていた。

(診察3:西洋医学の診察)
 「聴診」
  ・聴診器で、心音、呼吸の雑音などを診察。
  ・血圧も計り、高血圧かチェック。
 「血液検査」─>検査結果は2週間後に出る。
  ・高脂血、高血糖、肝臓病などのチェック。
 「尿検査」─>検査結果は2週間後に出る。
  ・女性に多い腎臓病をチェック。

(診察結果)
:その日に、東洋医学の診察結果により、漢方薬を処方。
 ─>2週間後の西洋医学での検査結果により、他の重大な病気がないか確認。
  ─>結果によって、その後の治療を決める。
   ・未病の場合、1回目に処方の漢方薬の効果も考え、
    ─>同じ漢方薬を続ける。
    ─>処方を変更する。
   ・気になる結果が出た場合、その他の検査(超音波検査、心電図、骨密度検査など)を追加。
    ─>甲状腺や肝臓の検査が必要:「超音波検査」
    ─>心臓の検査:「心電図」
    ─>骨粗しょう症の検査:「骨密度検査」

(症例での1回目の診察結果)
 ・「お血(おけつ)(お=やまいダレに「於」)」と診断。
  ・東洋医学で、血が滞っている状態のこと。
  ・血液がドロドロした濃縮型血液になっており、全身の血流が停滞。
  ─>身体全体に酸素や栄養が行き渡らなくなった。
   ─>冷え性や肩こり。
 ・診察の判断材料としては
  ・舌が赤紫色:血の巡りが悪くなっている。
  ・太ももの毛細血管が浮き出ている。
  など。

(治療:1回目処方 漢方薬)
 ・「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」
  ・身体を温め、血流を良くする効果。
 ・次回の診察(2週間後)まで、薬の効き目、症状の変化の様子を見る。
 ─>効き目と、次回の診察時に出ている血液検査の結果を併せて、「未病」かどうかを最終的に判断。

<診察:2回目>:2週間後
(診察)
 ・漢方薬の効き目
  ・身体がポッポとする感じで、冷房で具合が悪くなることはなかった。(患者さん談)
  ・肩こりも、気のせいかもしれないが、頭痛になるほどではなかった。(患者さん談)
 ・血液検査の結果:異常なし
  (中性脂肪もコレステロールも異常なしだった)
 ・超音波検査、骨密度検査で、血液検査だけでは分からない病気を、念のためにチェック。

(最終的な診察結果)
  ─>冷え性や肩こりの症状には、明確な原因となる病気はなし。
   ─>「未病」の状態と診断。

(治療:前回と同じ漢方薬を続ける)
 ・同じ漢方薬で、肩こりと冷え性の改善を図る。

患者さん:「(漢方薬で)10日目くらいから、良くなっていると実感できたので、続けるともっと良くなるのではと期待しています」

◆漢方での、身体の状態 診断法
:自分でやりやすい、今の身体の状態をチェックする方法。
舌のチェック
 :色、形、表面の状態で、いくつかのタイプに分類する。
 ・健康な舌の状態
  「色」 : 淡いピンク色
  「形」 : なめらかな縁取り
  「表面」 : 全体にうっすらと白い苔のようなものが付いている。

 1)色 チェック
  「白っぽい」:体力低下の状態
   ・血液が薄く、栄養が身体に行き渡っていない状態。
   ─>疲れやすい、だるい、むくみ、冷え、などの症状になる。
   ・休息を取る。食事を十分に摂る。
  「暗い赤色」:血行不良の状態。お血。
   ・ドロドロの濃縮型血液により、血液が停滞している。
   (赤血球の形が変えられない場合も)
   ─>? ほてり、などの更年期的症状がある場合は、要注意。
   ・不規則な生活をしない。バランスのよい食事、軽い運動を心がける。

 2)形 チェック
  「舌のフチがギザギザ」:体液の代謝の低下
   ・リンパ液などの体液の代謝低下。
    ・膝の体液の代謝が低下─>関節炎になる。
    ・頭の体液の代謝が低下─>目まいや頭痛。
   ・苦痛に感じる症状がある場合は、漢方薬で治療。
   ・苦痛には感じない場合も、胃腸の機能を高めておくと良い。
    ─>飲みすぎ、食べすぎに気を付ける。

 3)表面 チェック
  「白い苔が多い」:免疫機能低下。胃腸機能低下。
   ・胃腸が悪いとき、風邪などで免疫機能が落ちているときに、よく見られる舌の状態。
   ・不摂生を直す。規則正しい生活をする。

(出演者の結果)
・石田純一 さん、山下真司 さん:健康。

・ほっしゃん。 さん:色が白っぽい。
佐藤弘 医師:「苔のせいで白く見えるので、舌そのものの色調はそんなに白くない。大丈夫です」

・ほっしゃん。 さん:表面に白い苔が多い。
ほっしゃん。 さん:「みぞおちを触ると硬いんですよ」
 ─>胃腸機能が低下していると考えられる。

・小池栄子 さん:色が少し白っぽい。
佐藤弘 医師:「色は薄いようですが、そんなに強くないので、大丈夫です」

・鼠先輩 さん、友近 さん:舌のフチがギザギザ。歯の跡がついているように、縁が凹んでいる。
友近 さん:「食べすぎてますから、それで(ギザギザが)出ているんだと思います」
鼠先輩 さん:「飲みすぎですかね。毎日、もう飲めないなっていうまで飲んでいます」

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