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大腸がん(早期発見で95%完治)│おもいっきりテレビ
おもいっきりいいテレビ(おもいっきりテレビ 080619放映)は
大腸がん について。
「早期発見すれば、大腸がんは95%完治する」
藤田伸 先生
・国立がんセンター 中央病院 大腸外科グループ長
・大腸がんの手術数が日本一の病院
・講演会や学会発表も数多く行っている。
おもいっきりテレビ 出演者は
大沢あかね さん、カンニング竹山 さん、KABA.ちゃん、間寛平 さん、田中律子 さん。
司会は
みのもんた さん、夏目三久 アナウンサー。
◆大腸がん
・大腸がんは増加している。
・女性のガン:第1位
・男性のガン:第4位
・増加した最大原因は食生活の変化(食の欧米化)(藤田伸 医師)
・大腸がん
・直腸のガン : 3〜4割
・S状結腸のガン : 約25%
─>多くが出口に近い部分にできる。
(大腸のその他の部分にできる大腸ガンは約1/3)
◆大腸がんの進行
・最初は粘膜(大腸の表面)の部分にできる。
─>粘膜─>粘膜下層─>固有筋層へと進む。
・腫瘍が粘膜や粘膜下層に留まっている場合は、早期がんとして、100%治る。
・固有筋層に進むと、治らないものもある。
─>合わせて全体で、95%の完治率。
◆大腸がんについて知りたいことは?(街の人のアンケート)
1)自覚症状 : 75人
2)どんな人がなりやすいか。 : 62人
3)予防する食材は? : 57人
4)検診方法は? : 51人
5)内視鏡検査の利点と欠点は? : 30人
6)検診の費用は? : 28人
7)治療方法は? : 20人
◆大腸がん 自覚症状
・「血便」と「腹痛」
(血便は、痔と違って「肛門痛」がないのが特徴)
・腹痛は、持続的、間欠的など、いろいろな痛みの場合がある。
・右側結腸のガン、左側結腸のガン、直腸ガンで、症状の種類、頻度が異なる。
(右側結腸:盲腸、上行結腸、横行結腸右側)
(左側結腸:横行結腸左側、下行結腸、S状結腸)
(直腸:肛門に近い部分)
・直腸とS状結腸よりも奥の部分のガンの場合は、自覚症状が出にくい。
(直腸が出口(肛門)に近く、その次にS状結腸が続く)
─>血なども分かりにくい。
・最近の傾向として自覚症状がないまま検診などで発見されるケースが増えている。
◆大腸がん どんな人がなりやすいのか。
・生活習慣病が最も影響する。
<大腸ガン チェック>
1)タバコを吸う。
2)野菜、果物をあまり食べない。
3)肉が好き。
4)酒が大好き。(日本酒換算で、1日に2合以上飲む)
5)痩せている。
6)肥満
7)運動不足
8)家族に大腸がんになった人がいる。
<診断>
・2つ以上当てはまる人(特に40歳以上)は、要注意。
<解説>
・どの項目が影響するとははっきり言えないが、複数に当てはまる人は気を付けたほうがよい。
藤田伸 医師:「僕らはまず、年齢から見ていきます」
・遺伝については、ごく一部、関係している人もあるが、思ったよりも少ない。
(完全に遺伝に関係していると思われる例は、年に1〜2)
(わずかに遺伝が関係していると思われる例は、2割くらいになる。
─>注意は必要
◆大腸がん 予防する食材は?
:ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE
・どのガンにも、他のガン予防にも大事。
・ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが入っている、野菜、果物を摂ること。
(いろいろな食物を摂ることが大事)
<摂取量>
・野菜、果物を合計で1日400グラム。
・1日3回に分けてとる。
藤田伸 医師:「これは最低量であるので、もっと摂ってほしい」
・400グラムというのは現在の日本人の平均摂取量で、年齢が上の人は野菜をしっかり摂っているが、20代、30代の若い人は野菜の量が少ない。
─>病気のリスクは長い期間の習慣によるので、年をとってから急に摂ってもダメ。
─>若いときから、生活習慣を良くする必要がある。
(普段からバランスのいい食事を摂る)
:ビタミンD
・乾燥きくらげ、鰯の丸干し、鮭、さんま、など。
・ビタミンDは他のガンではなく、大腸がんに強く関係していると言われている。
(ビタミンA、C、Eは必ずしも大腸ガンだけに関係しているのではない。ガン全体のこと)
・疫学調査により、ビタミンDを多く摂っている人は大腸ガンが少ない、というデータがあるということ。
(国立がんセンター予防研究所により確認)
◆大腸がん 検診方法
・検便(便潜血検査)
・バリウム検査
・内視鏡検査
<解説>
(検便)
・便に血液成分が混在しているかいないかを判定する検査
・ガンではなく、痔などでも、潜血が出ることがある。
・簡単なので、基本的、一般的な検診方法。
(バリウム・内視鏡検査)
・より精密な検査。
・下剤を用いた事前の処置が必要なので、たくさんの人にはできない。
・検診といっても精密検査の範疇。
・内視鏡検査は、発見と同時に治療もできる。
─>大腸がんハイリスクの人には有効な方法。
◆みのもんた さんの大腸ガン検査
・2008年5月14日に、代々木、渡辺七六クリニックにて検査。
1)2リットルの味のないお茶を飲み、5回トイレへ。
2)診察室で麻酔をし、内視鏡検査。
・5〜6年前にポリープを切除。
(5つポリープが見つかり、1つは大きかった)
3)内視鏡検査では
・切除した痕がきれいに直っている。
・小さいポリープ(2ミリ)がひとつ見つかり、鉗子で引っ張って切除。
4)5時間半かけて、検診が終了
5)結果
・以前のポリープの残存、再発は一切なし。
・2ミリのポリープ1つがあり、切除。
6)2日間禁酒。食事は刺激物を避けること、との注意。
◆大腸がん 内視鏡検査の利点と欠点
(利点)
・直接内部を見ることができるので、最も信頼できる検査法。(最大の利点)
・ポリープを切除したり、組織検査(正検)などの治療ができる。
(欠点)
・大量の下剤を飲む必要がある。
・腸に内視鏡(カメラ)を入れるため、穴をあける危険性、出血する危険性がある。
(切除のとき、入れているときなど)
(統計では0.06%)
(対象者)
・自覚症状や、以前ポリープが見つかったなどの、問題がある人が対象。
◆大腸がん 検診の費用と発見率
・検便
・費用 : 自治体が行うものは、無料や少額の自己負担。
・発見率 : 50%
・バリウム検査
・費用 : 1万円
・発見率 : 90%
・内視鏡検査
・費用 : 1万5000〜2万円
・発見率 : 100%
※費用は、保険を請求するときの金額なので、病院によって異なる。
(検診を選ぶ場合は)
・初めての人や、症状がない人は、まず検便検査を受けるとよい。
・自覚症状があるなど、何か気になる人は、バリウム検査、内視鏡検査を受ける。
・症状がまったくなく、不安だから、というだけの理由では、保険は利かない。
・お通じがよくない、腹痛がある、などの症状がある場合は、保険がきく。
<最新 大腸がん検査法>
・仮想大腸内視鏡検査
・CT検査(内視鏡ではなく)
・大腸内に空気を注入し、ヘルカルCTを撮影し、立体画像化する。
─>大腸内視鏡検査を行ったような画像が得られる。
・費用 : 1万8000〜2万円
(保険として請求する額なので、病院によって異なる)
・発見率 : 96%
(小さい腫瘍は分からないため、実際の内視鏡検査よりも発見率が落ちる)
・断層の写真をとって、画像化する。
・現在は全身のCTも数秒で撮れるようになり、画像化するコンピューターの速度も早くなったため、できるようになった。
◆大腸がん 最新治療
<腹腔鏡下手術>
・従来は15〜20センチを開腹して手術をしていたが、数センチ(数箇所)の開腹で手術する。
・患者にとっては傷が少ないので楽。痛みも少ない。
・入院期間も4〜5日短くなり、手術から5〜7日で退院できる。
・医者にとっては難しく、時間のかかる手術。
・超音波のメスで切り、内部はカメラをセットしてカメラの画像で見る。
・大腸がんだけではなく、胃・肺がんの治療でも行われている。
・重粒子線をガン細胞に当てて治療する。
・放射線治療よりも、正常細胞への影響が少ないため、ガン細胞をより強く叩くことができる。
・重粒子を加速して患部に当てる。
・設備が大きく(テニスコート46面分)、患者はわずか。
・現在日本に2台が稼動(炭素イオンの設備)
・来年に1台稼動予定
・すべてのガンにできるわけではなく、ごく一部の限られたガンの治療方法。
(直腸がんの局所再発の治療に有望視されている)
・費用は、1回の治療(約1カ月かかる)約314万円。
藤田伸 医師:「ガンが必ず治るかというとかなり厳しいが、限定されたガンにはかなりの効果があります」

