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女性ホルモン 月経前症候群│たけしの本当は怖い家庭の医学

「たけしの本当は怖い家庭の医学」(080617 放映)は
女性ホルモン について。
「女性ホルモン徹底解明スペシャル!」

1)女性ホルモンの減少によりかかりやすくなる「微小血管狭心症」 : 前の記事
2)女性ホルモンのバランスの乱れによる「月経前症候群」 : この記事
「本当は怖い胸の圧迫感〜閉ざされた道〜」
「本当は怖い月経前のイライラ〜操られた心〜」

女性ホルモン と 月経前症候群 について解説は
望月善子 医師
・獨協医科大学 産科産婦人科

たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は
八代亜紀 さん、岡本麗 さん、清水よし子 さん、大林素子 さん、西田ひかる さん、井上和香 さん、熊田曜子 さん。
司会は
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。


◆(症例)
 ・27歳、女性
 ・出版社勤務。
 ・希望していた編集部へ異動となり、不慣れな仕事だが、充実した毎日。
(症状1)
 ・月経前にイライラする。
  ・友人は月経の周期、体温を手帳に記録している。
  ・周期などに関心がなく、放っていた。
 ─>(1週間後)
  ・イライラはなくなった。
  ─>(3週間後)
   ・月経前
(症状2)
 ・倦怠感(身体がだるい)
 ・眠い。
  ・以前よりも症状が増している。
  ・ダルさの後の感情のたかぶり(イライラ)も以前より高まっている気がする。
  ─>
   ・だるさにより、生理が近いと感じていたが、無理に出社。
   ─>仕事の失敗し、自分を責め始める。
  ─>(翌日)
   ・上司に謝る前に叱責され、自分をさらに責める。
(症状3)
 ・うつ状態
  ・無気力で無断欠勤する。
  ─>(2日後)
   ・夫に連れられ、総合病院の婦人科へ。
   ─>「月経前症候群

月経前症候群(げっけいまえしょうこうぐん)
 ・月経前のイライラ、眠さ、だるさなどの、さまざまな症状の総称。
 ・約8割の女性が経験したことがある状態。
<原因>
 ・女性ホルモンの急激な変動。

<女性ホルモンの分泌量変化>
 ・女性ホルモンには、プロゲステロン、エストロゲンの2つの種類がある。
 ・2つの女性ホルモンが、バランスよく減ったり増えたりすることで、機能が保たれている。
  ・エストロゲン : 卵巣を刺激して、排卵の準備をする。
  ・プロゲステロン : 子宮内膜を妊娠しやすい状態に保ち、受精卵を着床しやすくする。
 ・2種類の女性ホルモンの分泌量は、一月の間に変動する。
  ・エストロゲン : 月経終わり頃〜排卵前の周期で、分泌量が増える。
  ・プロゲステロン : 排卵後に、分泌量が増える。
 ・2つのホルモンの急激な変動に身体がついていけず、「月経前症候群」の症状が起きる。

<月経前の分泌量変化により>
 ・プロゲステロンが多くなる。
  ・妊娠した場合に備えて、エネルギー源の糖分を子宮などに蓄えようとするので、身体の糖分量が低下。
  ─>脳から糖分低下の警告が出る。
   ─>警告はアドレナリンなので、興奮し、攻撃意欲を高める。
    ─>イライラ、攻撃
 ・エストロゲンが少なくなる。
  ・エストロゲンは精神を安定させ、安心させる働きを持つ脳内物質の働きを高める。
  ─>エストロゲンが減少すると、精神を安定させる脳内物質の働きが弱まり、気力が失われがち。

(症例の場合の、悪化の原因)
 ・ストレス。
  ・新しい部署への異動(環境の変化)により、知らず知らずのうちにストレスを溜めていた。
  ─>仕事の失敗により、自分を責め、うつ状態になった。

<予防(症状を悪化させないために)>
 ・自分の月経周期を正しく知ること。
  ・周期を知ることで、事前に心構えができ、症状を予防できる。
  ・実際に受診をした「月経前症候群」の患者さんの多くは、自分の周期を知るだけで、驚くほど症状が改善されている。

◆月経前の症状について。
 ・身体の症状:顔・体のむくみ、乳房の張り・痛み、肌荒れ、る頭痛、肩こり、腰痛、下痢、便秘、だるい、疲れる、など。
 ・心の症状:イライラ。気力がない。落ち込む。など。
 ・行動の症状:集中力の低下 など。

◆月経前症候群 解説 : 望月善子 医師
 ・周期を知っていると、症状を予測し、対処ができる。
 ・また、月経周期の異常により、ホルモンのほかの異常も見つけやすくなる。
 ・月経前症候群になった人の20人に1人は、重篤な症状になっている。
 ・正しい知識がないと、症状が悪化しやすい。排卵障害などの月経異常も早期発見しにくい。
 ─>月経について、正しい知識が必要。

月経についての知識
:問題で知識を確認。
 ・全部で10問。1問10点で、70点未満の人はレッドゾーン。
(問題)
 1)月経の経血はどこからの出血か。
  A:卵巣 B:子宮 C:膣
 2)月経周期の数え方で正しいのは?
  A:月経が終わった日から、次の月経が始まる前日まで
  B:月経が終わった日から、次の月経が終わる日まで
  C:月経が始まった日から、次の月経が始まる前日まで
 3)正常な月経周期とは?
  A:28日
  B:18〜31日
  C:25〜38日
 4)排卵の時期のおりもので正常なのは?
  A:少し黄緑色で、ニオイがある。
  B:ヨーグルトのように白く水っぽい。
  C:卵白のように、透明で粘り気がある。
 5〜10)基礎体温について。
 ・基礎体温は1日の中で最も
  「5)  (※温度)」体温のこと。
   そのため、
  「6)  (※いつ?)」ときに測るのが大切。
 ・健康な成人女性の基礎体温は、月経が始まってから2週間ほどは
  「7)  (※温度)」なり、その後の2週間は
  「8)  (※温度)」なる。
  その温度差が
  「9)  」度あれば正常といわれる。
 ・体温計を使って
  「10)  (※身体のどこ?)」で測るのが、基礎体温の正しい測り方。

(ゲストの結果)
 ・岡本麗 さん:50点─>レッドゾーン
 ・清水よし子 さん:40点─>レッドゾーン
 ・八代亜紀 さん:20点─>レッドゾーン

答・解説
 1)月経の経血はどこからの出血か。
  A:卵巣 B:子宮 C:膣
答)B:子宮
 ・卵巣から出た女性ホルモンの作用により、不要になった子宮内膜がはがれて出てくる。このときに出てくるのが月経血。

 2)月経周期の数え方で正しいのは?
  A:月経が終わった日から、次の月経が始まる前日まで
  B:月経が終わった日から、次の月経が終わった日まで
  C:月経が始まる前日から、次の月経が始まる前日まで
答)C

 3)正常な月経周期とは?
  A:28日
  B:18〜31日
  C:25〜38日
答)C:25〜38日間
 ・一般的に正常な月経周期は「28日型」「30日型」などがあるが、間があいても25〜38日なら十分正常。
 ・個人で月経周期が伸びたり縮んだりする場合でも、正常。
 ・月経周期が24日以下の場合は、「頻発月経」
  ─>子宮ガンや子宮筋腫がある場合があるので、注意が必要。病院へ。
 ・月経周期が39日以上の場合は、「稀発月経」
  ─>排卵がスムーズに起こっていないことのサインと考えられ、卵巣機能の低下が考えられる。
  ─>激しいスポーツや急激なダイエットなどで、ホルモンバランスが乱れている可能性がある。

 4)排卵時のおりもので正常なのは?
  A:少し黄緑色で、ニオイがある。
  B:ヨーグルトのようで、白く水っぽい。
  C:卵白気ように透明で粘り気がある。
答)C:卵白のようで透明。粘りがある。
 ・Aの黄緑色の場合は、感染症の恐れがあるので、病院へ。
 ・排卵前にはエストロゲンが多く分泌され、その影響で卵白のようなおりものになる。
 ・排卵期のおりものには「受精を助ける」働きがある。
 ・普段は酸性に保たれている膣内が、排卵期にはアルカリ性に傾き、アルカリ性を好む精子が侵入しやすい環境になる。

 5〜10)基礎体温について。
 ・基礎体温は1日の中で最も
  「5)低い」体温のこと。
   そのため、
  「6)朝起きたとき」ときに測るのが大切。
 (解説)
  ・基礎体温は最低のエネルギーしか使っていないときの体温なので、寝ているときの体温。
  ─>寝ているときに測るのは難しいので、朝起きたときに測る。

 ・健康な成人女性の基礎体温は、月経が始まってから2週間ほどは
  「7)低く」なり、その後の2週間は
  「8)高く」なる。
  その温度差が
  「9)0.3」度あれば正常といわれる。
 (解説)
  ・月経が始まってから2週間ほどエストロゲンの分泌が多い「低温期」
  ─>排卵
   ─>その後2週間ほど、プロゲステロンが多い「高温期」
  ・高温と低温の温度差が0.3度以上あった場合、排卵が正常にあったと判断する。
  ・温度が変化する周期を正確に知っておくと、月経の時期、排卵の時期、月経前症候群の症状が現れる時期も正確にわかるようになる。

 ・体温計を使って
  「10)口の中」で測るのが、基礎体温の正しい測り方。
 (解説)
  ・基礎体温は身体の内部に近い体温を測定するため、口の中で測る。
  ・このとき、婦人体温計という目盛りの単位が0.01度まである専用の体温計を使う。
  ・測り方は、舌の裏の中央にあるスジに体温計の先をあてて、舌で軽く閉じて測定する。

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