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慢性腎臓病 心筋梗塞│たけしの本当は怖い家庭の医学

「たけしの本当は怖い家庭の医学」(080603 放映)は
腎臓の病気について。
メタボリックシンドロームの人は、腎臓の病になるリスクも高い、とのこと。

1)メタボから腎不全になった症例 : 前の記事
2)慢性腎臓病から心筋梗塞になった症例 : この記事
「本当は怖いメタボリックシンドローム」
「本当は怖い腎臓病」

食事の塩分量 について解説は
高橋徳江 さん
・順天堂大学 医学部附属順天堂医院 栄養部栄養課 係長

たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は
太田房江 さん、ガダルカナル・タカ さん、村上ショージ さん、山田邦子 さん、武藤敬司 さん、ほっしゃん。 さん、川村ゆきえ さん。
司会は
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。


◆(症例)
 ・52歳、男性
 ・尿にタンパクが出たため、検査。
 ─>「 慢性腎臓病 」との診断
 ・医師の忠告
  ・食生活に気をつけること。
   ・塩分を摂り過ぎない。
   ・肉は控える。
  ・適度な運動を毎日すること。

(生活習慣の見直し)
 ─>昼食は低カロリーの蕎麦にした。

(慢性腎臓病について調べると)
 ─>インターネットで「慢性腎臓病」について調べてみると、
  ・早期では症状がない。
  ・症状は、疲れ、ムクミなど。
  とあり、「疲れもむくみもないのでまだ大丈夫」と思った。

(生活習慣が元に戻る)
  ─>(半年後)
  ・医師の忠告を忘れ、すっかり元の生活習慣に。
   ・肉料理を多く食べる。(カツ丼大盛りと蕎麦を昼食に)
   ・夕食に焼き肉を食べる。
   など。
  ─>会社を出ようとしたとき
(症状1)
 ・胸を突然、鷲づかみにされたような痛み。
 ─>倒れる。
  ─>救急車で病院へ。
   ─>10時間後、「 心筋梗塞 」により、亡くなる。

心筋梗塞
 ・動脈硬化などにより、心臓に血液が行かなくなり、心臓の筋肉が壊死。最悪の場合は死に至る。

(最近の研究で)
 ・心筋梗塞と慢性腎臓病の関係が分かってきた。
 (九州大学 福岡県久山町での約7千人を対象とした追跡調査)
  ・慢性腎臓病の人は、心筋梗塞の発病が、通常の1.9倍
 (アメリカの調査では)
  ・慢性腎臓病患者の4人に1人が、心筋梗塞で亡くなっている。

<メカニズム>
 ・メカニズムははっきりしていないが、次のように考えられている。
 ・腎臓のろ過機能が低下すると、血液中に老廃物が多くなり、全身の血管の内皮細胞を傷つけ、動脈硬化が進行する。
 ─>腎臓の動脈硬化も進み、腎臓のろ過機能がさらに低下する。
  ─>動脈硬化がさらに進む。
  (悪循環に)
   ─>心臓の冠状動脈に動脈硬化。心筋梗塞に。
 ・腎臓のろ過機能が50%を下回ると、心筋梗塞が起きやすくなる、といわれている。
 ・腎臓病の症状は30%以下にならないと出にくいので、症状が出る前に心筋梗塞になる、ということ。

塚本雄介 医師:「今まで分からずに心筋梗塞で亡くなっていた患者さんのうち、慢性腎臓病の患者さんがかなりいる、ということが最近分かってきた」

腎臓の機能低下の原因
 ・大要因は、塩分の摂り過ぎ。
 ・塩分摂取量が多いと、高血圧になり、腎臓を傷める。
  ・塩分が増えると、血液中の塩分量を一定に保とうとして、周囲の細胞などから水分を取り込む。
  ─>血液量が増加して、血管壁が押し広げられる。
   ─>高血圧になる。
    ─>ろ過機能の糸球体の血管内の圧力も高まり、傷つく。
     ─>腎臓のろ過機能の低下に。

<塩分量摂取の検査>
「塩分の摂りすぎで腎臓に負担をかけており、将来、心筋梗塞を引き起こす可能性のある人」チェック
:1週間の食事の塩分量を調べる。
 ・厚生労働省による、健康維持のために推奨される、1週間の塩分摂取量
  ・男性 : 70グラム
  ・女性 : 56グラム

(出演者の結果)
:1週間の食事の塩分量
 (男性:70グラムを越えると、レッドゾーン)
村上ショージ さん:86.9グラム : レッドゾーン
ガダルカナル・タカ さん:116.5グラム : レッドゾーン
武藤敬司 さん:199.9グラム : レッドゾーン
ほっしゃん。 さん : 63.8グラム

 (女性:56グラムを越えると、レッドゾーン)
山田邦子 さん : 55.9グラム
太田房江 さん : 92.8グラム
川村ゆきえ さん : 50.7グラム

解説:高橋徳江 医師>
(武藤敬司 さんの食事:金曜日の夕食)
 ・焼き肉5人分、刺し身3人分、焼きおにぎり4人分
 ─>塩分が13.4グラムで、1食で1日の塩分量10グラムを越えてしまっている。
 ・食事の量が多いために、塩分量が必然的に増える。
 ─>食事量をセーブすることが必要。

(村上ショージ さんの食事:水曜日)
 ・朝:焼き魚定食、昼:刺身定食、夜:刺身
 ─>魚が中心で健康的に思えるが、定食は漬物と味噌汁がセットに付いている。
  ─>塩分が1日16.7グラムで、1日分の10グラムを越えている。
 ・魚は干物、焼き魚などは塩分があるので、しょうゆをかけないようにすることが大切。
 ・刺身は薬味をたくさんつけ、しょう油の量をセーブする。

(太田房江 さんの食事:金曜日の夕食)
 ・会席料理:和風のフルコースで品数が多い。
 ─>塩、しょう油、味噌が多くなり、塩分は10〜12グラムになる。

(ガダルカナル・タカさんの食事:水曜日)
 ・昼:味噌ラーメン、夜:海鮮ラーメン
 ─>ラーメンは1食、塩分が5〜6グラム。
  ─>2食で12グラム以上の塩分になる。
   ─>スープを残すことが大切

ガダルカナル・タカ さん:「先生もご存知だと思いますけど、ラーメンはメインはスープなんですよ。スープももちろん全部飲まないと」
高橋徳江 先生:「もってのほかです」

◆減塩食の工夫
:塩分が少なくてもおいしく食べられる工夫をする。
 1)香辛料を使う。
  ・カレー粉、粒こしょう、唐辛子など。
 2)香味野菜を使う。
  ・ニンニク、ネギ、ショウガなど。
 3)香ばしさをプラスする。
  ・焼きたて、揚げたて、など。
 4)天然のうまみ成分を利用する。
  ・カツオ節、昆布、干ししいたけなど。
 5)酸味をプラスする。
  ・酢、レモン、トマトなどの酸味は、塩味に変わるアクセントになる。

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