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睡眠 睡眠不足症候群│たけしの本当は怖い家庭の医学
「たけしの本当は怖い家庭の医学」(080513 放映)の続き。
睡眠 について「睡眠 スペシャル」。
睡眠時の寝言が、病気のシグナルである場合、について。
1)レム睡眠行動障害 : 前の記事
2)睡眠不足症候群 : この記事
睡眠についての専門医は
内村直尚 教授
・久留米大学 医学部 医学科 神経精神医学講座
たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は
朝丘雪路 さん、岸部四郎 さん、笑福亭笑瓶 さん、松居直美 さん、FUJIWARA 藤本敏史 さん、FUJIWARA 原西孝幸 さん、金田美香 さん。
司会は
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。
◆(症例)
・52歳女性。
・再婚したばかり。
・保険のセールスレディーをしており、再婚してもやめずに両立するつもり。
・再婚前と生活パターンは大きく変わった。
(夜11時に寝て、朝6時には起きて、朝食と弁当つくり)
・忙しくなったが苦にはならなかった。
─>(新しい生活にも慣れてきた頃)
(症状1)
・昼間に強い眠気。
(仕事中、やけに眠い)
・再婚前よりは短くなっているが、睡眠時間は7時間とっている。
・他の人に聞いても、同じくらいしか寝ていない。
・気がゆるんでいるだけと思っていた。
─>(1カ月後)
・睡眠時間は7時間が続いていた。
(症状2)
・朝から眠気を感じるようになった。
・大きないびきをかくようになった。
─>同居して間もない夫にイビキを聞かれたのは恥ずかしいので、イビキを止めたいと思い、総合病院へ。
─>「睡眠時無呼吸症候群」の診断
─>睡眠中に気道を広げるマスクをつける治療を始めた。
<睡眠時無呼吸症候群>
・肥満が原因で、喉の周囲や舌に脂肪がつき、気道を圧迫して、イビキが出たり、呼吸が止まったりする。
・熟睡できないので、日中に強い眠気に襲われる。
─>(3日後)
・イビキはかかなくなった。
・だが、朝から続く眠気は変わらず。
・疲れが溜まっていると思い、週末に寝溜めをすることに。
─>(週末)
・土、日の2日続けて、10時間眠る。
─>(月曜日)
(症状3)
・長時間眠ったにもかかわらず、眠気がある。
─>(日中の眠気が始まってから3カ月後)
・居眠り運転で、追突事故を起こす。(午後2時に)
・病院での検査の結果
「睡眠不足症候群」の診断
<睡眠不足症候群>
・慢性的な睡眠不足により、日中、強い眠気がある。
・悪化すると、日常生活に支障をきたす。
・2005年に国際的に認められたばかりの新しい病気。
・最新の調査では、交通事故を起こした人の中に「睡眠不足症候群」の人が多くいることが分かり始めている。
・24時間社会の現代では、今後、患者が増えていくことが予想されている。
◆眠気と覚醒のリズム
・健康な人:正午〜午後3時に眠気がある。
・睡眠不足症候群の人:朝起きてすぐに眠気。+ 正午〜午後3時に、さらに強い眠気。
◆睡眠不足の理由
・人はそれぞれ、必要な睡眠時間が違う。
・一般的な睡眠時間でも、人によっては睡眠不足になってしまう。
<必要な睡眠時間による 4種類のタイプ>
・5〜8時間の睡眠が必要 : 平均的睡眠者
・5時間未満の睡眠で平気 : ショートスリーパー
・10時間以上の睡眠が必要 : ロングスリーパー
・8〜10時間の睡眠が必要 : ロングスリーパー傾向者
・生まれつきの体質と、長年の生活習慣によって決まる、といわれている。
(番組の患者さんの例では、もともとロングスリーパー傾向で8時間以上の睡眠が必要だったのに、毎日7時間の睡眠を続けたため、睡眠不足症候群を発症)
◆睡眠不足症候群と普通の睡眠不足との違い
・1〜2日長く寝るだけでは足りず、約2週間は適正な睡眠時間をとらないと、昼間の眠気がとれない。
◆適正睡眠時間を知るには
:睡眠日誌 検査
・1週間の睡眠時間を記入する。
・眠っていた時間、日中に眠気を感じていた時間、昼寝(仮眠)した時間を記入する。
(時間を矢印の長さで示した表)
・必要な睡眠時間、眠りが足りているか足りていないかが分かる。
・正常な眠気を感じる時間帯(昼12時から15時)だけに眠気があるか、日中に眠気がまったくない場合は、必要な睡眠時間を満たしていると考えられる。
(ゲスト患者の結果)
:レッドゾーンだったのは
(睡眠が足りていなかったのは)
FUJIWARA 藤本敏史 さん、FUJIWARA 原西孝幸 さん、金田美香 さん。
<解説:内村直尚 医師>
(金田美香 さん)
・1週間、毎日、朝起きたあとからすぐに眠気を感じている。
・昼食後の1〜2時間に眠気を感じるのは普通の人だが、朝からすぐに感じている。
・日曜日に9時間寝ているが、このときは次の日の午前中の眠気がなく、午後からの(普通の人と同じ)眠気だけがある。
─>9時間の睡眠時間があれば、足りる、ということ。
─>9時間の睡眠時間が必要なので、金田美香 さんは「ロングスリーパー傾向者」
・火曜日は10時間眠っているのに、朝から眠気があるのは、前の日の睡眠が短いため。
─>毎日の睡眠不足が重なって、1日では取れない眠気が出ている。
(FUJIWARA 藤本敏史 さん)
・週3日、昼間の眠気を感じている。
─>週に3日以上眠気を感じる場合は、慢性的な睡眠不足。
・昼間の眠気がない日の前日の睡眠時間は、6時間以上なので、少なくとも6〜8時間の睡眠時間が必要。
(FUJIWARA 原西孝幸 さん)
・昼間の眠気がまったくない。
(原西さんの「睡眠日誌」には、睡眠時間と仮眠時間の矢印のみ。眠気を感じている時間帯はなし)
・だが、週に4回も、2時間以上、昼寝をしている。
─>昼寝をしないと眠気があると思われるので、慢性的な睡眠不足。
FUJIWARA 藤本敏史 さん:「これ、保育園の1日やん」
(お昼寝の時間が、必ずあるので)
・夜の睡眠時間が8時間以上の日は、昼寝をしていない。
・睡眠時間が8時間ない日は、必ず昼寝をしている。
─>睡眠時間は8時間必要。
◆正しい昼寝の仕方
:睡眠習慣を改善する正しい昼寝法
・福岡県立明善高校では、内村直尚 医師の指導の下、朝食後、毎日昼寝をしている。
(座ったまま机にうつ伏せて、寝ている)
(効果)
・授業中の居眠りが少なくなった。
・授業中の集中力が増した。
・夜の睡眠が規則正しくなった。
─>睡眠習慣全般が改善された。
<正しい昼寝の条件>
1)時間:15〜20分以内
2)眠れなくても「寝たフリ」でも効果がある。
(解説)
・深く眠ってしまうと目覚めが悪くなり、夜の睡眠が浅くなってしまう。
─>昼寝は浅く、にとどめる。
・1時間以上眠ると、必然的に睡眠が深くなってしまうので、時間は15〜20分。
・目をつぶるだけでも、視覚的な刺激が遮断されるので、脳のリフレッシュになる。
・寝たフリでも、眠ったときの半分の効果はある。
ビートたけし さん:「テレビ消すと、怖くて寝れないんだよなぁ。朝起きると、ぐったり疲れてる。テレビの音がずっとあるから。でも消すと不安で寝れない」
内村直尚 医師:「テレビの明るさと音は、眠りを浅くする。睡眠の質は悪くなります。でも、寂しいとまた寝つきが悪くなりますし」

