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温泉 療法│主治医が見つかる診療所

温泉 の正しい入り方。

温泉は昔から湯治として、病気を治したり症状を軽減するのに利用されてきたが、正しい入り方をしないと、逆に疲れを溜めることにもなってしまう。とのことで、
正しい温泉の入り方、を
「主治医が見つかる診療所」(080428 放映)が紹介。

温泉の入り方 指導、温泉紹介は
植田理彦(うえだみちひこ) 医師
・内幸町診療所 内科・温泉療法専門医
・温泉療法のスペシャリスト
・「半身浴」の提唱者(生みの親)

植田理彦 医師:「半身浴は35年前から言い続けていましたが、最近やっと定着してきました。そのおかげで、事故が少なくなってきています」

主治医が見つかる診療所 担当医は
秋津壽男 医師(秋津医院 院長 内科)、上山博康 医師(旭川赤十字病院 脳卒中センター長 脳神経外科)、金武英 医師(梅丘内科 院長 内科・循環器科)、新見正則 医師(帝京大学医学部附属病院 准教授 血管外科)、南雲吉則 医師(ナグモクリニック 院長 乳腺専門)、南淵明宏 医師(大和成和病院 院長 心臓血管外科)、森智恵子 医師(シロノクリニック 恵比寿本院 副院長 皮膚科・産婦人科)

主治医が見つかる診療所 ゲストは
麻丘めぐみ さん、瀬川瑛子 さん、板東英二 さん。
司会は
草野仁 さん、東野幸治 さん、アシスタントは、磯山さやか さん。


温泉の種類
 ・日本には9種類の泉質の温泉がある。
 ─>体調にあった泉質を選ぶことが大切。

◆出演者の希望に合った温泉は
(植田理彦 医師おすすめ)
●瀬川瑛子 さん:足の痛みに効く温泉
塩化物泉
 ・筋肉を軟らかくして、身体を温めることにより痛みを起こす物質を溶かす作用がある。
 ・足の痛みのほか、関節痛、腰痛、肩こり、冷え性にも効果ありと言われている。
 ・おすすめ温泉:熱川(静岡)、塩原(栃木)、指宿(鹿児島)、皆生(鳥取)。
 ・熱川温泉は源泉が約100度。古くから湯治場。

●瀬川瑛子 さん:美肌になる温泉
炭酸水素塩泉
 ・肌、角質をやわらかく、なめらかにする。
 ・かゆみのある慢性疾患などに効果があると言われている。
 ・「美人の湯」と呼ばれる。別名「重曹泉」
 ・おすすめの温泉:赤倉(新潟)、磯部(群馬)、嬉野(佐賀)、小谷(長野)

<家庭でできる「美人の湯」>
 ・重曹を浴槽に、大さじ1(5〜10グラム)入れる。
 ─>炭酸水素塩泉と同じになる。
 ・かさつくことがあるので、湯上がりには、保湿クリームを塗る。

●板東英二 さん:動脈硬化に効く温泉
硫黄泉
 ・硫化水素に、血管を拡張して、血圧を下げる働きがある。
 ・動脈硬化、高血圧にも効果があると言われている。
 ・おすすめ温泉:大涌谷(箱根)、別府(兵庫)、雲仙(長崎)、川湯・登別(北海道)

●麻丘めぐみ さん:冷え性、肩こりにいい温泉
二酸化炭素泉 
 ・冷え性、更年期障害に効果があると言われている。
 ・毛細血管を広げて、血流を良くする。
 ・日本には非常に少ない泉質。
 ・おすすめ温泉:長湯(大分)、肘折・黄金(山形)、湯屋(岐阜)
 ・山形の肘折温泉のさらに奥に、黄金温泉がある。

◆植田理彦 医師がよく行く温泉
 ・峰(みね)温泉(静岡県河津町)
 (伊豆の踊り子の舞台にもなった町)
 ・温泉旅館は7軒。
 ・塩化物泉で、冷え性、腰痛、肩こりによい。

◆その他の温泉
含鉄泉
 ・効能:鉄欠乏貧血症、リウマチ
 ・おすすめ温泉:有馬(兵庫)、伊香保(群馬)
単純温泉
 ・効能:腰痛、肩コリ、神経痛
 ・おすすめ温泉:道後(愛媛)、カルルス(北海道)、鹿教湯(長野)
硫酸塩泉
 ・効能:打ち身、切り傷
 ・おすすめ温泉:強羅(神奈川)、山代(石川)
放射能泉
 ・効能:高血圧、神経痛、痛風
 ・おすすめ温泉:三朝(鳥取)、栃尾又(新潟)
酸性泉
 ・効能:慢性皮膚疾患、水虫
 ・おすすめ温泉:草津(群馬)、雲仙(鹿児島)

◆温泉 正しい入り方
 ・温泉の効果は、科学的に実証されている。
 ・疲れなどが出るのは、入り方に問題があるため。

●温泉に入るタイミング
:「○○後、1時間」
 ・到着後、食後、など、「○○後、1時間」してから温泉に入る。
 ・特に、標高の高い山などの温泉では、気圧によって、血圧や心拍数が上昇するので、到着後、すぐに温泉に入らないこと。
 ・湯に肩まで入ると、水の圧力で560キロの重さが身体にかかる。
 (お腹は押されて3〜5センチ縮む)
 (小錦さん、曙さんの重さがかかる)
 ・食後すぐに入浴すると、胃の働きが低下して、消化不良の原因にもなる。
 ・酒を飲んで入ってはいけない。

●温泉に入る回数
:「3回×3回」
 ・1日の入浴は3回まで。
 ・1回の入浴で、湯船に入るのは3回まで。

板東英二 さん:「到着して入って、夕食前に入って、夕食後に入って、寝る前に入るから、4回入りますね」
植田理彦 医師:「坂東さんの年から考えると、それは入りすぎです」
板東英二 さん:「でもね。この年齢の考え方は、『せっかく来たんだから入らないともったいない』だから(笑)」
植田理彦 医師:「それが間違いです。温泉に何度も入ってかえって疲れては、意味がありません」

●温泉に入る時間(湯船に入る時間)
:湯の温度による。
 ・汗ばんできたら出る。
 ・血液は1分で身体を一巡する。
 ─>
  ・熱い湯では3分くらいしか入れないが、その場合は、血液は3回巡る。
  ・ぬるい湯に10分入ると、血液が10回循環する。
  ─>
  ・熱い湯に短く入るよりも、ぬるい湯に長く(10〜15分)入って10〜15回血液を循環させるほうが良い。
   ・芯から温まる。
   ・新陳代謝を促進する。
   ・関節・筋肉に温熱作用がよく働く。
 ・膝下だけを湯につけても、温熱作用は十分働く。
 (足湯で10〜15分で、全身温まる)

温泉の中で
:動いたほうがよい。
 ・浮力で体重が約1/10になるので、関節や筋肉に負担がかからず、動くことができる。
 ─>足腰が弱い人でも、動きやすい。
 ・ストレッチなどをするとよい。
 ・人がいない場合は、泳ぐなどもよい。
 (※マナーには十分気をつけること。人の迷惑になることはしない)

植田理彦 医師:「子供の入り方が、正しい入り方ですね。立って(足だけ)入る。熱い湯には入らない。中でじっとしていない」

◆温泉で のぼせ 予防
 ・湯船に浸かるときは、水で濡らしてしぼったタオルを頭の上に載せる。

◆温泉で たちくらみ 予防
 ・水の入った手桶を用意しておき、湯船から上がる前に、手を30秒浸す。
 ・手を冷やすと、反射的に血圧が上がるので、立ちくらみの予防になる。
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