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尿漏れ│たけしの本当は怖い家庭の医学

「たけしの本当は怖い家庭の医学」(080415 放映)は、
家庭でできるレディース人間ドックスペシャル、とのことで、
さまざまな世代の女性芸能人が、ゲスト患者として来院していました。

紹介されたのは、
産婦人科、整形外科、特別診察室、耳鼻咽喉科 の 病気 と 簡単な検査 方法。

1)産婦人科:尿漏れ
2)整形外科:変形性膝関節症
3)特別診察室:線維筋痛症
4)耳鼻咽喉科:メニエール病

そのうちの、
1)産婦人科:尿漏れ について。

尿漏れ の専門医は、
中田真木 医師
・三井記念病院 産婦人科医長

たけしの本当は怖い家庭の医学 ゲスト患者は、
中村玉緒 さん、十朱幸代 さん、小林幸子 さん、榊原郁恵 さん、斉藤慶子 さん、杉本彩 さん、千秋 さん、山本モナ さん、辺見えみり さん、鈴木紗理奈 さん。
司会は、
ビートたけし さん、渡辺真理 さん。


◆「産婦人科」:尿漏れ
 ・成人女性の3人に1人が尿漏れを経験していると言われる。

◆(症例)
 ・40歳、女性。
 ・尿漏れは、高校生のときから年に1回ほどあった。
 ・成人して、出産の3年後から、多くなってきた。

(症状1)
 ・くしゃみ、咳のときに、小さじ1杯ほどの量の「尿漏れ」がある。
 ─>
(症状2)
 ・1回の量が増えていき、尿パットや生理用パッドを当てるように。
  ─>
(症状3)
 ・「尿漏れ」の頻度が増す。(1週間に3〜4回に)
 ─>(3カ月後)
(症状4)
 ・トイレに行きたいと思って立ち上がった瞬間、トイレに行くまでの一歩一歩でも、尿が漏れる。
 (自分の意思ではどうにもできない)
  ─>(病院へ)
   「腹圧性尿失禁」との診断

<腹圧性尿失禁>
 ・意思に反して、お腹に力を入れたときに、腹圧によって尿が漏れてしまう症状。
 ・40〜50代の女性に、特に多い。

(原因)
 ・膀胱の下に骨盤底筋があり、臓器を下から支えている。
 ・骨盤底筋の緩みが進行していくと、膀胱をしっかり支えられずに膀胱の位置が不安定になり下がって変形。尿道を締め付ける力ももうまく伝わらず、尿道を閉じることができないため、ささいな圧力で尿が漏れるようになる。
 ・骨盤底筋は、意識して動かすことが少なく、衰えやすい筋肉。
 ・骨盤底筋は、生活習慣によっても、衰えやすくなる。

(骨盤底筋のゆるみが、進行すると)
 ・股からピンポン玉大の塊が出ることがある。
 ─>子宮が膣から出てしまう。
  「性器脱
  :戻すのは難しく、手術が必要になる。

渡辺真理 さん:「(ゲスト患者陣に)みなさん、難しいと思いますけど、尿漏れ、どうですか?」
斉藤慶子さん:「オナラをしたいとき、ちょっと尿漏れすることが」
玉緒さん:「笑うた時に、そうかいな? と思うときが」

尿漏れについて、解説
 ・尿漏れは、以前は60代以降の患者さんが多かったが、最近では、30〜40代の患者さんが増えている。
 ・骨盤底筋は、骨盤の骨格の出口に蓋をするような形にある、筋肉。
 ・骨盤底筋は、腹圧や重力を支える働きと、骨盤や尿道を締め付ける働きをしている。

◆骨盤底筋にダメージを与える 危険因子 チェック
 :次のA、B、のどちらに当てはまるか、数を数える。
 1)A:昔より体重が10キロ以上増えた。
   B:体重は昔と、変わらない。
 2)A:立ち仕事が多い。
   B:座りっぱなしの仕事が多い。
 3)A:ボディスーツやガードルなどの、引き締める下着をよく使う。
   B:ゆったりとしたサイズの下着をよく使う。
 4)A:トイレでは、便秘気味なので、よくイキむ。
   B:いつも快便。
 5)A:時間がある時に、トイレをなるべく済ませておく。
  (会議の前など)
   B:尿意を催すまで、トイレに行かない。
 6)A:咳やくしゃみが多い。
   B:咳やくしゃみをあまりしない。
 7)A:出産経験がある。
   B:出産経験がない。

(診断基準)
 ・Aが多い人は、骨盤底筋にダメージを与えている可能性、大。
 (骨盤底筋がゆるんで、尿漏れを起こしやすい)
 (将来、腹圧性尿失禁などになる可能性がある)

(ゲスト患者の問診結果)
 ・Aが多かったのは、中村玉緒さん。Aが4つ。
  (1、5、6、7がA)
 ─>レッドゾーンへ。
 ・ほかの人は全員Bの方が多く、Bが一番多かったのは杉本彩さんで、B7つ。

中村玉緒 さん:「体重は、主人には申し訳ないんですが、主人が死んでから、12年で10キロ増えたんでございますよ」

(締め付ける下着について)
小林幸子 さん:「ステージでは、締め付ける下着を着けます」
辺見えみり さん:「ゆるゆるです」
杉本彩 さん:「寄せて上げる下着などは好きではない。身体の筋肉を落とさないようにして、身体をキープするようにしている。寝るときも、ゆるゆる。ゴムの跡が付くような下着は絶対イヤ。下着を着けていないことも」

(中村玉緒 さんの問診結果について:中田真木 医師)
 ・骨盤底筋に負担がかかるようなことは避けて生活すれば、問題ない。

中村玉緒 さん:「お風呂で出てきたとき(性器脱)、自分で入れるのはできないんですか?」
中田真木 医師:「入れることはできるが、お風呂から出て何かしていると、また出てきてしまいます」

●骨盤底筋にダメージを与える 危険因子 について、解説(中田真木 医師)
 ・骨盤底筋にダメージを与えるのは、
  ・出産時に、大きい赤ちゃんを産んだ。
  ・出産に5時間以上かかった。
  ・吸引分娩
  など難産だった場合に、ダメージが大きい。

  また、
  ・出産後、十分に休養を取らない。
  ・出産後すぐに、補正下着を付ける。
  など。

 ・トイレに多く行くことについて。
  ・通常の排尿の流れ
   ・膀胱が収縮─>尿道が開く─>自然に尿が出る。
  ─>
  ・膀胱が収縮していないのに、力を入れて排尿するのは
   「機会排尿
   ・女性に多い。
   ─>無理な排尿を繰り返していると、尿の出口が傷む。
    ─>排尿するつもりがなくても、力を入れたら出てしまう。
     (だんだん、尿漏れになってしまう)

骨盤底筋を引き締めるには
骨盤底筋体操:1>
(指導):高崎良子 氏(日本コンチネンス協会)
 1)椅子に浅く座り、身体の余分な力を抜く。
 2)足を肩幅に開いて、背中をまっすぐに伸ばし、片手をお腹に当てる。
  (手で、お腹に力が入っていないか、確認しながら行う)
 3)肩の力を抜き、肛門を締める。
  (オナラを我慢するような感覚で)
 4)肛門を締めたまま、膣と尿道を締める。
  (おしっこを我慢するような感覚)
  (全体を締める感じで)
 5)締めて、緩めて、をすばやく連続して繰り返す。
  (番組では、音楽に合わせて)
  (早さは1秒で締め、次の1秒でゆるめる、くらい?)
  (締めてゆるめて、しめてゆるめて、しめてゆるめて、と繰り返す)
 6)10回ほど繰り返す。
   これを1セットとして、1日数回、最低でも朝・昼・晩に行う。

(注意)
 ・痛みや違和感がある場合はやめて、医師の診察を受ける。
 ・膀胱炎などの場合は、病院で診察を受ける。
 ・予防の運動なので、腹圧性尿失禁の症状が出ている場合は、まず、医師の指導を受ける。
 ・テンポが早すぎる場合は、少し落として、自分のペースでやればよい。
 (「早ければ早いほどいいのか?」との質問に、「そんなことはありません」)

骨盤底筋体操:2>
 1)1の体操と同じ形で行う。肛門、膣、尿道を締めたまま5秒間キープ。
 2)ゆっくりとゆるめる。
 (「締めて、1、2、3、4、5。ゆっくり緩めます」)
 ・声に出して数えて行うと効果的。
 ・お腹に力が入っていないか、確認しながら行うこと。
 3)1日合計で10分ほど行う。

(注意)
 ・立った姿勢でやる場合は、腰に力が入りやすいので、机に手を付くなどして、腰に力が入らないように工夫して行う。
 (下だけ(肛門、膣、尿道だけ)に力を入れるようにする)

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