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脳の老化予防│主治医が見つかる診療所

健康に長生きするために重要な脳の老化予防についての情報が
「主治医が見つかる診療所」(080303放映)で紹介。

健康な長生きのために重要とされる3つ「丈夫な足腰・健康な歯・ボケない脳」のうち、
「ボケない脳」を保つ方法について。

・脳について:指先を使うとよい、など。

脳についての専門医は、
上山博康 医師
 ・旭川赤十字病院 脳卒中センター長 脳神経外科

主治医が見つかる診療所の担当医は、
金武英 医師(梅丘内科 院長 内科・循環器科)、秋津壽男 医師(秋津医院 院長 内科)、新見正則 医師(帝京大学医学部附属病院 准教授 血管外科)、森智恵子 医師(シロノクリニック 恵比寿本院 副院長 皮膚科・産婦人科)、南雲吉則 医師(ナグモクリニック 院長 乳腺専門)、南淵明宏 医師(大和成和病院 院長 心臓血管外科)、上山博康 医師(旭川赤十字病院 脳卒中センター長 脳神経外科)

主治医が見つかる診療所 のゲストは
京唄子 さん、山本文郎 さん、梅沢富美男 さん、笑福亭笑瓶 さん、柴田理恵 さん、小川菜摘 さん。
司会は、
草野仁 さん、東野幸治 さん、アシスタントは、磯山さやか さん。


<脳>
脳とボケの関係(上山博康 医師)
 ・一番大切なのは、大脳辺縁系(上山博康 医師)
 ・大脳辺縁系は、本能や欲などの感情を制御する中枢。
  やる気、食欲、性欲、好き嫌いなどの指令を出す。
 ・やる気があることが、老化防止になる。

<ストレスと脳>
 ・ストレスはボケの一因にもなるが、ストレスは脳のセロトニンの活性を押さえてしまうため。
 ─>セロトニンの分泌が低下
  ─>脳の働きが低下する。
  (セロトニン:脳内の神経伝達物質のひとつ。必須アミノ酸のトリプトファンの代謝過程で生成)
  (セロトニンが不足:感情にブレーキがかかりにくくなるため、ストレスを強く感じたり、うつ病になりやすいと言われている)

 ・ストレスは、個人差があり、同じことでも人によってストレスになったりならなかったりするので、一概には言えない。
  (性格が関係している)
 ・「能天気な人は長生きする」といわれるが、これは当たっている。
 ─>前向き、ボジティブな人は、実際の寿命が長くなくても、脳的には長生き。

 ・ストレスは「ストレス」として受容することで、ストレスになる。
  (赤信号に毎回停められたとき、「くそー」と思うとストレスだが、「行っていたら事故に遭っていたかも。救われた」と思うとストレスにはならない。ものの考え方ひとつ)

◆脳の健康について、質問。
梅沢富美男 さん:「母が、ボケ防止に麻雀を始めて、週に2回、友達と集まってマージャンをしている。が、その後、ゲイバーに飲みに行くのが定番になっている。やめろと言ったら、ストレスが溜まるといわれたが、ボケ防止にいいのか」
上山博康 医師:「マージャンはお薦め。できれば全自動卓ではなく、手で積むマージャンが良い。指先を刺激するのが良い。
 手の運動はボケに関係していて、手を使う職業はボケにくいという調査結果がある。(精神科の医師が職業別の脳の健康を調べた)
 指先を使う、クリエイティブな仕事が良い、との結果。
 マージャンが悪いのは、徹マンをしたり、タバコの煙を多く吸ったり、の場合で、マージャンそのものはとてもいいと思います」

(元気な高齢者の例)
 ・90歳の男性、チンドン屋を70年以上。現役
 ・趣味で「東八拳(とうはちけん)」というジャンケンの原型のゲームをしている。
 ・相手と向かい合って座り、「狐」「庄屋」「鉄砲」の3種類の動作で勝ち負けを決める。
  (パッパッパッ、と素早く動作を切り換えていく)
 ─>3回連続して勝てば、勝ち。
 (3種類の形は、両手と上半身を使う運動)
 (テンポが早い)
 (頭を使うのでボケ防止に良い、とのこと)

笑福亭笑瓶 さん:「健康の番組で脳を調べたとき、年齢よりも脳が小さい。縮んでいるといわれた」
上山博康 医師:「脳萎縮です。どの人もある程度は萎縮している」
笑福亭笑瓶 さん:「ボケにリンクするのか」
上山博康 医師:「ある程度以上進むと、リンクする。脳の大きさは20歳前後がピークで、後は下降していく」

<ボケをチェックする質問>
 ・病院でも、神経学のテストでも使われる質問。
 ─>「昨日の晩御飯に何を食べたか?」
 ・いつまで経っても思い出せない場合は、検査が必要。
 (聞かれて咄嗟に思い出せないことは多い)

小川菜摘 さん:「家族に病院に行ってほしい場合、なんと言えばいいか」
上山博康 医師:「内臓疾患などの治る病気が原因で、脳の症状が出ている場合がある。内臓疾患かもしれないから、それを調べるためにまず脳の検査を先にする必要があると言えば、精神科に行くことを納得してもらえる場合も多い。
 『物忘れ外来』などもあるので、行きやすくなっている」

「女性と男性の差はあるのか」
上山博康 医師:「女性の方が脳全般を使うので、女性の脳は長距離ランナー、男性は短距離ランナー、と言っていた。また、指先を使う針仕事や調理などが多い生活形態だったので、女性の方が脳がボケにくかった。が、最近の女性はおじさん化しているので(タバコ、酒を多く摂取するようになった。調理、針仕事などをしない人が増えた、など)、(脳の健康への影響を)興味を持って見ている」

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