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性差医療 │ 世界一受けたい授業

性差医療 についての授業が「 世界一受けたい授業 」(080119放映)で紹介。

性差医療 (せいさいりょう)とは、男女の性差によって発生する病気や症状の差異を意識して行う医療のこと。

これまでの医学では、薬などの治験者も男性がほとんどで、
女性は「身体の小さな男性」として扱われ、
性差による病気の差異、などについてはあまり取り上げられなかった。 ─>最近の研究では、症状やかかりやすい病気に性差があるとの結果が明らかになり、性差医療が注目されることに。

性差医療 授業の先生は、
天野恵子 氏(千葉県衛生研究所所長・千葉県立東金病院副院長)
 ・日本の性差医療の第一人者。
 ・経歴:医学博士 専攻は循環器内科
 ・東京大学医学部卒業後、東京大学保健センター講師、東京水産大学保健管理センター教授を経て現職、東京大学医学部非常勤講師。
 ・全国でのセミナー・講演も多い。

世界一受けたい授業 パネラーは、
くりぃむしちゅー 有田哲平さん、青木さやかさん、石田純一さん、勝俣州和さん、ギャル曽根さん、櫻井淳子さん、里田まいさん、高田延彦さん、ブラックマヨネーズさん、細山貴嶺さん。

司会は、堺正章さん、くりぃむしちゅー上田晋也さん。


性差医療 について
男女別 なりやすい病気
 ・男性:風邪、胃ガン(女性の2倍)、脳血管障害(女性の2倍)、十二指腸潰瘍(女性の2倍)、尿路結石(女性の2倍)
 ・女性:花粉症(男性の1.5倍)、骨粗しょう症(男性の13倍)、片頭痛(男性の2倍)、認知症(男性の2倍)、リウマチ(男性の3.5倍)、貧血(男性の6倍)
 (貧血は、女性は生理で毎月出血がある。鉄の貯容量は少ないので、鉄欠乏性貧血になりやすい)

 ─>男女の病気の特徴。
  ・男性:死に直結する病気
  ・女性:更年期以降の生活の質に影響される病気


病気に性差の出る理由:遺伝子、女性ホルモン
遺伝子
 ・男性はXY染色体、女性はXXの染色体を持っているが、X染色体の上に、免疫の遺伝子情報が多く載っている。
 ─>Xの1カ所の遺伝子情報に欠損がある場合、女性はもう一方のX染色体で補えるが、男性の場合は、補えない
  ─>男性のほうが、免疫が弱い。
 ・年齢別の死亡率は女性の方が低いが、女性は免疫が強い分、アレルギーに強く反応する。
─>花粉症は、男性の1.5倍

(子供を育てやすい産み順として「一姫二太郎」というが、医学的にも合っている。
  ─>最初に感染症などの病気に強い女の子を育て、慣れてから男の子を育てる)

(出演者では)
石田純一さん:「姉は風邪を引かず、自分は気管支などの病気が多かった」
勝俣州和さん:「7人兄弟。兄弟で集まると、風邪を引いているのは、男連中ばかり」


その他の 性差 のある病気は?
(出演者からの質問)
冷え性
天野恵子 氏:「女性に多い。熱を作る筋肉が女性の方が少ないから。体温も男性の方が高い」
青木さやか さん:「スタジオで、男の人は暑いといって、女性は寒いのに我慢していることがある。どちらに合わせれば、より我慢が少ないんですか?」
天野恵子 氏:「気温は女性に合わせて、男性が薄着にするのが一番です」

便秘
ブラックマヨネーズ 小杉さん:「便秘は女性に多いというが、自分は便秘だが、ダイエットをして便秘がよくなった。ダイエットと便秘の関係は?」
天野恵子 氏:「ダイエットをすると、基本的に食のバランスに気をつけ、運動もする。運動をすると腸が動くので、便秘が改善する」
ブラックマヨネーズ 小杉さん:「じゃあ、ただ運動不足だったということ?」
天野恵子 氏:「そうですね」


女性ホルモン
 :身体の構造以外の性差の出る理由。
 ・思春期までの病気の性差は、遺伝子によるところが大きい。
 ・思春期以降は、女性ホルモンによるところが大きい。
 ─>女性ホルモンに含まれるエストロゲンが、病気から身体を守る働きをする。
 ・一生で出る女性ホルモンの量は、ティースプーン1杯分。

エストロゲンの働き
 ・血管壁をやわらかく保つ。
 ・血管の脂肪の付着を少なくする。
 (女性の身体は、妊娠、出産、育児のため、50歳までは、女性ホルモンによって守られている)
 (閉経後、女性ホルモンは出なくなるが、男性ホルモンの一部が女性ホルモンに変化する。
 ─>100歳まで長生きする人の血液検査をすると、女性ホルモンはゼロではなく、わずかではあるが、存在する)


女性ホルモン が少なくなる行為
 ・喫煙:エストロゲンの作用をブロックしてしまう。

喫煙 の害
 ・閉経が早くなる
 ・赤ちゃんが小さく生まれる、突然死するなどの率が高くなる。
 ・美容の問題

禁煙した場合の 男女差
(総死亡率、ガンの死亡率、循環器系疾患死亡率について)
 ・男性は禁煙をすると、死亡率は、喫煙していない人とほぼ同じレベルまで戻る。
 ・女性は禁煙をしても、ガンの死亡率は下がるが、循環器系疾患の死亡率は喫煙者と同じく高いまま、戻らない。


女性ホルモンを外から補う場合
 ・閉経後、3年以内にホルモン補充療法を始めると、心筋梗塞などの病気にはかかりにくくなるが、乳がんのリスクは増えるなどの弊害もある。

(食べ物で補う場合)
「女性ホルモンは、髪の毛にもかなり関係がある」とのことで、ブラマヨ 小杉さんが質問。
小杉さん:「あったら、僕食べたいです」
天野恵子 氏:「体内で分泌される女性ホルモンと、外から補う女性ホルモンと、働きが同じか? という問題はあるが」
と、前置きしつつ、
エストロゲン様の食べ物としては、
 ・大豆イソフラボン
 (更年期の症状(のぼせなど)が、欧米の人よりも日本人に少ないのは、豆腐、納豆などの大豆食品を食べているからではないか、といわれている)


納豆、豆腐などの大豆製品、「大豆で脳梗塞・心筋梗塞の死亡率低下」では、「大豆食品は、女性への効果は顕著」とありましたが、
男性の「これ!」という食品は何なのでしょうね。


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