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耳鼻咽喉科(メニエール病・めまい)│たけしの本当は怖い家庭の医学

メニエール病について。
(「たけしの本当は怖い家庭の医学」(071218放映)
「年末全身総チェック!日本の名医が診断!家庭でできる人間ドック早期発見スペシャル」
「耳鼻咽喉科」より)


耳鼻咽喉科、メニエール病、めまいの専門医師
  小松崎篤医師(小松崎耳鼻咽喉科(千葉市中央区) 院長)


ゲスト患者は、梅宮辰夫さん、茅島成美さん、小野寺昭さん、酒井和歌子さん、堀内孝雄さん、大和田獏さん、宮崎美子さん、麻木久仁子さん、RIKACOさん、桜庭和志さん、天野ひろゆきさん、内藤大助さん、賀集利樹さん、夏川純さん、矢口真里さん。


(症例)45歳 主婦
 :再婚した女性。毎日、姑が家に来て、注意を受ける。
(症状1)
 ・耳の詰まり
 (トンネルに入ったような感じ。痛くはない)
 ・ツバを飲んでも治らない。
 ・2〜3日で気にならなくなり、忘れてしまう。
 ─>3週間後
  ・朝、昼となく姑からの長電話がある
(症状2)
  ・突然、耳鳴り(冷蔵庫のモーター音のような低いブーンという耳鳴り)
  ─>3カ月後
(症状3)
   ・頭の中に声が響いて聞こえる
(症状4、5)
   ・目が回るめまい
   ・吐き気
   ─>「メニエール病
    (治療後も耳鳴りの後遺症)


メニエール病とは
 ・国内に推定6万人の患者。
 ・内耳にリンパ液が過剰に溜まり、強い目眩(めまい)とともに、難聴、耳鳴りなどが起こる病気。
 ・原因ははっきりしていないが、ストレスが大きく関係していると言われる。
 (症例の場合は、再婚のストレスが発症の引き金になったのではないかと、考えられる)
 ・30〜50代に多く発症。
 ・なかでも女性の患者が増加中。(最近では6割が女性患者)
 ・発症すると、目眩、吐き気は抑える手段があっても、耳鳴り、難聴が後遺症として残ってしまう。


メニエール病の症状
 ・前段症状の一つに、「急性低音障害型感音難聴(きゅうせいていおんしょうがいがたかんおんなんちょう)」がある。
 (耳の機能をチェックし、メニエール病の早期発見が必要)
 ・他の特徴的な症状=「耳のつまり」「低音の耳鳴り」「声が響いて聞こえる」

急性低音障害型感音難聴
 ・内耳の蝸牛(かぎゅう)に異変が起き、聴覚に障害。
 ・低音域が聞こえにくくなる。
 ・人の声は中音域中心なので、気づきにくい。


耳の機能の検査
耳の機能
聴覚
 :人間の耳の聞こえる範囲:125〜8000Hz(ヘルツ)
 ・4000〜8000Hz(ヘルツ):高音域
 (聞こえない場合は、老人性難聴・聴神経腫瘍など)
 ・125〜250Hz(ヘルツ):低音域
 (聞こえない場合は、メニエール病・急性低音障害型感音難聴など)
平衡感覚(バランス)」


聴覚検査
(小松崎篤医師により、音源を無響室で探し出し、家庭でチェック)
低音)(125〜250Hz)
 1)耳元で、手の人差し指と親指を軽く叩き合わせる。両手同時に(左右の耳元で)行う。
 (指の間隔は2〜3cmぐらいにして軽く叩く)
 (大きく広げたり、強く叩いたりすると大きすぎてすぐ聞こえてしまう)
 2)両耳とも同じように聞こえるかチェック。
   左右で聞こえ方に差がある場合は、レッドゾーン。
 (聞こえにくいほう耳に異常がある可能性あり)
 (耳垢、中耳炎などの既往のほかに、メニエール病や、その前段階の急性低音障害型感音難聴の疑い)

高音
 1)2本のフォークを用意。(スプーンでOK)
 2)両手に1本ずつ持ち、耳元で軽くすり合わせる。両耳行う。
 (あまり強くやらない。1〜2cm軽くこする程度)
 3)聞こえにくい、左右で聞こえ方に差がある場合は、レッドゾーン。
 (加齢によって聞こえが悪くなっている可能性や、聴神経腫瘍などの病気の疑いもあり)

<聴覚テストのゲスト陣の結果>
(梅宮辰夫さん)
 ・低音、高音とも、左の耳が聞こえにくい。
 ・「家で、スズムシの音が聞こえなかった」とのこと。
 ─>精密聴力検査の必要あり
 (メニエール病の場合は、聞こえにくさの進行+めまいがあるので、メニエール病の疑いは少ない)


平衡感覚(バランス)検査
 :足踏みテスト
 1)危険のない場所でまっすぐに立つ。
 2)腕を前に伸ばす。
 3)向いている方向を覚えておき、目を閉じる。
 4)その場で30歩、足踏みをする。
 5)目を開けて、最初に向いていた方向とのズレを確認。
  ・左右45度以内ならクリア。
  ・45度以上ずれていたら、レッドゾーン。
  (内耳の平衡器官に異常の可能性あり)
 ─>何回やっても、同じ方向にずれていたら、精密検査を受けた方が良い。
  ・前へ進んでしまっていても、身体の向きが回転していなければOK。
 ※足はしっかり大きく上げる。
 ※静かな環境で行う。
 
<平衡感覚テストのゲスト陣の結果>
 ・RIKACOさん、矢口真里さんがレッドゾーン。


良性発作性頭位めまい症とは
(RIKACOさんのめまいの症状)
 ・めまいで吐き気と立ちくらみすることがたまにある。
 ・寝返りを打ったときなど、どちらを向いているか分からなくなり、天井がぐるぐる回る。
 ・飛行機に乗ったときも、めまいがする。
 ─>小松崎篤医師によると
 「もう一つのめまいの病気、良性発作性頭位めまい症と思われる」

良性発作性頭位めまい症
 ・めまいの病気の中では一番多い。
 ・急に動いたときにめまいが起こる。
 ・朝起きたときなどにぐるぐる回る、という症状などが多い。
 ・命に関わる病気ではない。
 ・めまい発作が起きているときの眼振運動を見ておくと、メニエール病と区別ができる。

めまいが起こったときに、他の人に「目の動き(どのように左右に振れているか)」を見ておいてもらうと、病院に来たときにとても参考になる。
もし、目の動きが縦だったりすると、
小松崎篤医師:「えらいことになる」(小脳の異常の可能性あり)
(通常のめまいの場合の眼振は横、とのこと)


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