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むくみ(下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)│たけしの本当は怖い家庭の医学

「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」(071127放映)「むくみスペシャル」の続き。

「本当は怖い足のむくみ」について。


ゲスト患者は、五月みどりさん、吉田照美さん、ガダルカナル・タカさん、ブラックマヨネーズ(小杉さん、吉田さん)さん、川田亜子さん、金田美香さん、秋山莉奈さん


紹介された症例2
・56歳、女性。立ち仕事が長く足がむくむ。家にいるときは休みたいので、あまり身体を動かさない。
(症状1、2)
 ・夕方に足のむくみ。
 ・足が重くだるくなる。
 ─>(3カ月後)
(症状3)
  ・朝起きようと伸びをしたとき、足のこむら返り
  ─>(1年後)
(症状4)
   ・足のふくらはぎ内側に痒み。湿疹ができている。
   ・市販の塗り薬を塗って痒みが治まったので、気にしなかった。
   ─>(1カ月後)
(症状5)
    ・湿疹があった部分が広がり、皮膚のただれ。
    ─>皮膚科へ
     ・血管外科での精密検査を薦められる。
     ─>「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」と診断。
       (手術で静脈瘤を取り除き、仕事へ復帰)


下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは
 ・足の静脈に血液が溜まりすぎて、血管がボコボコと浮き上がり瘤状になる。
 ・放っておくと炎症を起こし、出血や潰瘍になることも。
 ・膝の裏、ふくらはぎなどの血管が浮き上がり、放っておくと足全体に広がっていく。
 ・血管の浮き上がりが目立たず、だが、通常の静脈瘤のように進行していく「隠れ静脈瘤」も。
 (進行状況は一緒だが、目に見える症状が少ないので、発見が遅れてしまう)
 ・推定患者数1000万人。うち7割が女性
 ・特に40歳以上の女性は注意が必要。


下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の経過
 ・長時間の立ち仕事、座り仕事で、足の静脈に血液が溜まる
 ─>足の静脈の圧力が増し、血管外に水を押し出して「むくみ」。
  ─>一般には、筋肉を動かしてポンプのように溜まった血液を心臓へと戻し、むくみが解消される。
   (このときに、静脈弁が血液の逆流を防ぐ)
   ─>家でも足を動かさないなど、常に足の血管の圧力が高まると、静脈弁が破壊され、血液が逆流
    (静脈弁は一旦壊れると再生不可)
    ─>末端にさらに血液が溜まりさらに血管の圧力が上昇むくみが悪化
     ─>老廃物が溜まり、周囲の細胞が炎症を起こし、「こむら返り」「湿疹」に。
       炎症はなかなか治まらないので、「皮膚のただれ」へ。


専門医師
:広川雅之(ひろかわまさゆき)医師(東京医科歯科大学血管外科講師・医学博士 お茶の水血管外科クリニック院長)


下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の検査
エコー検査
 ・足の静脈弁が壊れて、血液が逆流していないかを検査。
 ・ふくらはぎを軽く押して、血液の流れをグラフ上の波形として観察。
 ・圧迫したとき心臓方向へと血液は流れるが、その後、静脈弁がしっかりと閉じるので、一瞬しか逆流しないのが正常。
 ・0.5秒以上逆流をした場合は「静脈弁が壊れている」との診断。


ゲスト患者の検査結果
(五月みどりさん):右足で、逆流が1.8秒
 広川雅之医師:「それほど長くないが、軽い静脈弁の異常がある」
 ・五月みどりさんの右足膝裏の写真:「クモの巣状静脈瘤」(1ミリ以下の細い静脈の静脈瘤)
 :「むくみやすい」「奥の深い静脈の異常の可能性がある」ので、検査が必要。


(金田美香さん):4秒の逆流
 ・左足の膝後ろの写真:「分枝状静脈瘤」(2〜3ミリの太い静脈が浮いている)
 (夕方に足がむくむ、夜中に足がつる、などの症状があるとのこと(金田美香さん談))
 広川雅之医師:「原因は年齢から言って(金田美香さんは若いので)、
  「体質的なもの」
  「遺伝的なもの」
  などが考えられる」

 ─>金田美香さんのお母さんは「逆流し放題」とのこと(金田美香さん談)

 ・精密検査が必要。
 ・将来的に、「立ち仕事を長くする」「妊娠・出産などを繰り返す」などで悪化する可能性がある。
 (妊娠で悪化の原因は、「腹圧が上がるので静脈に血液が溜まりやすくなる」「女性ホルモンの影響で血管が柔らかくなり、瘤のように浮き出やすくなる」とのこと)


(ガダルカナル・タカさん):1秒の逆流
 ・足の写真:「網目状静脈瘤」1ミリほどの青っぽい血管が浮いている。
 ・精密検査が必要。


下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の予防
弾性ストッキング
 (圧は足首から上に行くに従って徐々にゆるくなっているので、血流がよくなるように作ってある)
 (どうしてもきつく感じるなど、合わない人もいるので、症状が改善しない人は無理に履かなくてよい)


体操
 :ふくらはぎを収縮させる。
 1)座って踵を床に着け、爪先を持ち上げる。
 2)5〜10回を1時間に1回行う。
 3)立って行う場合は、爪先立ちなど。
 4)足首をぐるぐる回す運動も良い。


◆その他ゲストからの質問
金田美香さん:「元々太っていたのですが、下肢静脈瘤になりやすいですか?」
広川雅之医師:「太っていたのは関係ないが、太ると静脈には良くない」


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